18歳の投票参加は良いことなのか?

 今日のテーマは「18歳の投票参加は良いことなのか?」です。秋田県岩城町では、9月29日に全国で初めて18歳の未成年者にも投票参加を認めました。合併先自治体を選択する住民投票でした。投票日当日は制服姿の高校生や専門学校生などが投票に足を運び、未成年者の投票率は66.4%でした。住民投票は公職選挙法に縛られることなく、各自治体が条例で定めることが出来ます。長野県でも制定の動きもあるようです。

 一方高知市の20歳代の各選挙ごとの投票率は20%台に留まっていると言われています。選挙と住民投票は一緒に出来ませんが、社会問題に若者を引き入れる手段としては有効ではないかと思われますが。

1)10月の高知市長選挙でも争点のひとつになった「シネコン問題」などは、 18歳以上の人達で住民投票すれば良かったのではないかと思います。市議会 の表決も伯仲していましたから。

2)市議会が「シネコン住民投票条例」を制定しておれば、かなりの関心をひき 、投票率も上昇したと思います。結果はどうなったかわかりかねますが、若者 たちが社会問題に関心を持つきっかけになったのではないかと思うます。

3)あと「エコタウン」問題も住民投票のテーマではないかと思います。三里地 区の市民の市役所不信は根強いものがあります。風とうしを良くするためにも 情報を公開し、住民投票で決着するのも有力な方法手段であると思います。

* 欧米では国政選挙権も18歳以上というところもあります。戦前の日本は選 挙権は25歳以上の男子であり、女性には参政権がありませんでした。

* 18歳と20歳の「差」はどこにあるのでしょうか?高校を卒業して働いて いる人もいれば、学生生活を過ごしている人もいます。むしろ境目は20歳よ り、18歳ではないかと思います。

* 公職選挙法は国がらみなので、改正は時間がやたらかかるでしょう。住民投 票条例は各自治体で決定できるので、制定すれば良いと思います。「青少年育 成条例」とか、なども住民投票の題材にすべきだと思います。

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2002年3月1日