坂本龍馬の今日的意味を考える

 今日のテーマは「坂本龍馬の今日的意味を考える」です。  高知で傑出した偉人の1人に坂本龍馬がいます。幕末に活躍、「薩長同盟」成立の立役者と言われ、亀山社中や海援隊を設立しました。32歳で盟友の中岡慎太郎とともに京都伏見屋で何者かに暗殺されました。  昭和8年に当時の若者たちにより桂浜の坂本龍馬像は建立されました。全国各地に坂本龍馬を慕う人達は多くいます。今一度坂本龍馬の意味を考えてみたいのですが。

1)言われている、語られていること以上でも、以下でもないのではないでしょ うか。偉大な業績は認めますが、何せ32歳で死去し、著作もありません。多 くは作家の司馬遼太郎氏による業績により、龍馬は再評価されましたから。

2)坂本龍馬記念館にしろ、蝋人形館にしろ、知りうる程度の展示であります。 高知市長も「りょうま都市」にすると発言されていますが、今ひとつわかりま せん。龍馬を熱く語る「おじさん達」は数多くいますが、正直ついていけませ ん。

3)私も伊野町、吾北村、本川村の有志の皆様とこしらえた「にえ殿りょうま会 」の会長になりました。坂本龍馬の研究を今から行わねばなりません。11月 15日には、「龍馬脱藩祭」もありますし。

* やはり「時代を超える思想と行動力」」でしょう。もっとも高知県人、リー ダーが 不得意な分野ではありませんか。高知は坂本龍馬に住みにくい地域であ ることは、今も変わっていません。

* 記念館や記念誌をこしらえて自己満足すべきレベルではありません。学ぶの は竜馬の行動力なのです。時代を切り開く力が求められめられているのは現在 も同じからです。

* 司馬遼太郎氏とは異なる観点での坂本龍馬が、今後語られるべきでしょう。

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2002年3月1日