天使の翼プロジェクトについて

 今日のテーマは「天使の翼プロジェクトについて」です。1992年に高知青年会議所で「天使の翼」という事業が実施されました。重度の障害者の方々を夢である東京ディズニーランドへ連れて行く事業でした。大変困難な事業でしたが、大勢の人達の協力により成功しました。その後事業は「天使の翼会」に継承され、今年も10月7日から9日の予定で実施されました。実施を重ねるごとに、施設は改善され、昇降リフト付きバスや、空港、飛行会社、旅行会社、ホテルなどの態度に変化が見られました。遂には他県にも同様の障害者ツアーができたのです。社会が「バリヤフリー」になりました。 「天使の翼プロジェクト」は、より発展させた会なのでしょうか?

1)「天使の翼」は年に1回のイベントでした。資金を集める人 、ボランティで  同行する人など役割が分担されています。「天 使の翼プロジェクト」は、年  中そうした活動ができないのだろうか。障害者の雇用を作り出す事業です。

2)現在議論は進行中で、5月より4回懇談会が行われました 。「収益性のある  商品づくり」「市場性のある商品を作り出す 試みを行う」「危険をともなわ  ない仕事とは?と議論が繰り返されています。

3)参加メンバーは、国、県、市役所の行政の人、大学関係者 、食品加工業者、  流通業 、コンサルタント、建築業者、清 掃関係者、NPO関係者など多士済  々です。参加に制約はしておりません。

* 現在障害者雇用の現実は極めて厳しいものです。勤務して も月給が2000  円の世界。それもこの不況では就労が困難 とされています。せめて月給5万  円はもらえないか。そういう事実を知ったことが出発点でありました。

* プロジェクトですので、来年3月までに事業案が構築でき なければ、解散し  ます。現在は国体のこともあり休会しています。11月に再開します。

* 福祉は行政が独占というのではなく、民間の知恵も導入し ながら、社会起業  ができないかということです。簡単では ないっことはわかっています。市場  や社会を意識しながら、雇用を創造する活動を行うこ とには、真摯な気持ち  でいます。必ずやりとげたいと思います。

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2002年3月1日