スローな生き方をしよう

 今日のテーマは「スローな生き方をしよう」です。  2003年も始まりました。経済はデフレ基調が続き、明るい兆しは見られません。スローフードという考え方も見直されています。食事のプロセスをゆっくり味わい、楽しもうというイタリアから始まった運動で、伝統食や習慣の再評価もしています。  「スロー・ライフ」という造語もあるようです。のんびりした生き方で、厳しいとされる社会の激変に生けて行けるのでしょうか?

1)今年は日本激変の年だと言われています。金融機関の再編、自動車業界、通信業界の再編もあるでしょう。大学の改革、市町村合併もあります。電子政府や電子入札も始まります。政界の再編も行われるかもしれません。

2)県内でも3月に統一地方選挙があります。市町村議会と県議会は改選の年です。12月には高知県知事選挙もあります。4選をめざす橋本知事の動向が注目されます。よさこい祭りも50周年、高知青年会議所も創立50周年となります。

3)東京ではオフィス供給過剰の「2003年問題」が起こります。地価の下落が起こるでしょう。従来の土地本位主義は崩壊、土地を担保にした融資も出来なくなります。

*昔の日本も、世界もデフレでした。物価が100年も上がらない時代もありました。高度成長とバブル経済とインフレ経済が「異常」だったのです。今の状態が「普通」なのかも知れません。

*「覚悟」を決めることでしょう。「安全」「環境」「平和」「自立」「達観」「安定」「平静」などが大事な言葉なのではないでしょうか。「戦争」や「抑圧」「差別」などといった言葉が幅を利かせないようにしたいものです。

*鴨長明とか、西行法師など「無常観」を基本にあわてない生き方をされた先人はいました。仏教の輪廻転生という考えからすれば,現世の姿は仮の姿ということなのでしょうか?貧富の格差などたわいもないことなのです。

*あわてず、騒がず自分のペースで世の中を生きる必要があります。確かに世の中でデジタル化して、せわしいですが、自分を失ってはいけません。そのためには「他人に負けない趣味」」も必要でしょう。複数の価値観を持つことが必要なのです。

 あなたは

 人目のゲストです

2002年3月1日