水は貴重な戦略製品である

 今日のテーマは「水は貴重な戦略製品である」です。地球の表面積の7割は海です。淡水は極わずかです。私たちは飲料水を水道の蛇口を捻れば簡単に出し、多様な用途に使用しています。世界でも日本は水が豊かにふんだんに使える国です。世界の国や地域の多くは水不足に苦しんでいます。生活用水を得るため、井戸や河川まで何キロも徒歩で移動しなければならない国もあります。よく石油や鉱物資源は「戦略製品」と言われます。水もまたそうなのでしょうか。

1)まちがいなくそうだと思います。日本人のように日常生活にふんだんに 水を使用する 国民は世界では珍しいのです。海外旅行しても、水道の蛇口 からそのまま飲料できる 国は少ないと思います。

2)水が豊かな国だけに、年配者に水を無駄に使用する人が多いのです。倹 約を口癖に している年配の人が、歯磨きで水を出しっぱなしにしているの を見かけます水と安全は 無料」という日本の良き時代の名残の癖なのでし ょう。

3)しかし日本でも最近は大気汚染や、土壌汚染、水質汚濁などで、水道水 がそのまま  飲料できる地域が少なくなりました。大阪などは特にひどいで す。ミネラルウォターが広 まったのも関係があると思います。

* 開発途上国に井戸を掘る事業や、淡水化プロジェクトは支援すべきでし ょう。水商売 も大事ですが、国際貢献もより大事です。

* 同時に森をこしらえる事業も広範にやるべきでしょう。化石燃料ではな い発電装置も 供給し、薪を燃料にせず電気を使用するような支援をしなけ ればいけません。

* 水資源の保全は「水資源大国」日本が率先して行うべき国際貢献だと思 います。   

* 海洋深層水も大事でしょう。そればかりでなく「水道水がそのまま飲め る高知県」とい う広報も有益であると思います。

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2002年3月1日