手結盆踊りは貴重な歴史資源

 今日のテーマは夜須町で伝承されています「手結盆踊りは貴重な歴史資源」です。

高知の夏の踊りと言えば、よさこい祭り。それは50年前に誕生した新しい踊りです。

 手結盆踊りは、徳島の阿波踊り同様古い歴史があるように聞いています。どういうところに、歴史的な価値があるのでしょうか?

  1. 江戸時代の始め頃、野中兼山家老によって、「掘割式」の港湾、手結港が建設され
  2. ていました。土佐藩は庶民による一揆を恐れ、踊りや相撲など大勢の人が集まる

    イベントを禁止していました。

  3. しかし当時の手結の人々は、港湾工事で亡くなった人々を慰めるという理由で
  4. 、歌い踊りました。藩も認める形になり、毎年7月16日、うら盆の夜に手結の盆踊りは開催されるようになりました。それが1650年頃のことで、以来340年継続し

    ています。

  5. 踊りは四部構成になっています。始めはゆるやかな念仏踊りから。クライマックス

は「太刀踊り」のような激しい踊りもあります。踊りは難しく、子供のときから練習し

ないと踊れないステップが沢山あるようです。

  • 手結の盆踊りは8月15日に、今度新しく開場したヤ・シーパークで開催されます。

水中花火も名物です。水面で花火が開く姿は美しい。

頑固に夜須町の手結盆踊りには頑張ってほしい。

 あなたは

 人目のゲストです

2002年3月1日