やはり強い東京ディズニー・シー

 今日のテーマは「やはり強い東京ディズニー・シー」です。昨年9月に開業した東京ディズニー・シー。7月7日に入場者が早くも1000万人を超えました。昨年3月末に大阪に開業したユニバーサルスタジオも1年経たずに1000万人を突破しましたが、東京ディズニー・シーはそれより1ヶ月早い世界最速記録の達成です。  

 1983年に開業した東京ディズニーランドは、初年度入場者数は993万人でした。これから夏休みシーズンもあり、ディズニー・シーはまだ入場者数は伸びるでしょう。その魅力はどんなところにあるのでしょうか?

1)以前もこのコーナーで取り上げました。それ以後行く機会 がなく心苦しい限 りです。東京の義弟夫婦によりますと、大人も楽しい空間づくりが あるとのこ とです。お酒も飲めるレストランもあるとの事。

2)もともとウォルトディズニーの構想には、大人の遊園地という構想がありま した。ウォルトの時代は遊園地は子供のもので、薄汚く、着飾った大人は敬遠 する空間でした。自らも「少年の心を持ち」自宅にミニ機関車を走らせた人なら ではの発想なのでしょう。

3)バンダイやタカラのおもちゃが大人に売れている現象と無縁ではないでしょ う。大人も堂々と子供の心を隠さず表現できる時代になったのでしょう。

* ユニバーサルスタジオは、爆発系のアトラクションが多く、ジェットコ ー スターが好きな、ヤング層が核なのでしょう。レストランでの賞味期限切れの 食品を出すようなことはしてはいけませんね。

* 日が暮れてもパレードだけでなく、ゆったりと食事のでき  る空間がある のでしょう。世界の「ウォーターフロント」(水際空間)の良いと取りをしてい るらしいので。

* ワールドカップで熱心に応援したのは若者だけではありませんでした。中高 年も高齢者もユニフォームを着て、顔にペイントして応援しました。会社もテ レビ観戦を許しました。その背景があることも成功した要因ではないのでしょ うか?

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2002年3月1日