高知市政とつながるラジオ

 

2001年12月に放送された特別番組「高知市政とつながるラジオ」の原稿です。

高知市長と高知市役所幹部の皆様に出演いただきました。「番組進行表」は私が作成し、市役所側と協議して、収録いたしました。
 「想定問答集」となっていまして、出演された市役所の幹部の皆様がこのとうり答えた訳ではありません。ただ収録の際に、「こういう質問をします」という事前打ち合わせをし、番組では制約された時間ですので、シナリオらしきものを作成しただけです。
 その内容を公開させていただきます。

 聞き手は高知シティFM報道担当課長佐藤達郎です。
「高知市政特別番組」について

*今年6月「高知市総合計画2001」が作成され、公表されました。
 ただ内容が多岐に渡っていまして、全体像を把握するのには難しいと思われます。私達高知シティFM放送では、事前取材活動により、各部署の単元をある程度まとめ、「統括責任者」である役職の皆様の出演を希望致します。

 *番組形式につきましては、「対談形式」にしたいと構想しています。
 当方の質問に「歯切れ良く」お答えしていただく形を理想とします。

 *当方からの「出演」依頼者につきましては、別紙表記させていただきます。

 *日程調整、内容の吟味などの実務作業につきましては、高知シティFM佐藤 が担当いたします。

 *市民が「聞き耳」の立つような番組づくりを目指しますので、よろしくお願いします。

 
* 松尾徹人高知市長

高知市のめざす都市像。市民主導のまちづくりの説明。元気都市、竜馬都市の説明。子供達に一言で説明できる高知市の課題と、都市づくりの目標。モデル都市。市長公約実現度の点検。市民に今一番訴えたいこと。防災対策の進展等。

(司会)  今日は大変ご多忙な中、松尾徹人高知市長にスタジオに来ていただきました。高知シティFM放送のリスナーの皆様は、どちらかと言いますと若い年齢層の方が多いようです。高知市政の課題、問題点、また市長として市民にとくに「訴えたいこと」などを、ダイレクトにリスナーの皆様にお届致します。聞き手は高知シティFM報道担当課長佐藤達郎です。      
佐藤)   今年6月に「高知市総合計画2001」が作成され公表されました。今後20年の高知市のあるべき姿、構想、実施計画などが表現されています。多彩な事業計画が盛り付けられています。
簡単に要約しますと何を実行する計画なのでしょうか?
(市長が回答します。(文節を短く、自分の言葉で視聴者に呼 びかけ)
 (佐藤)    松尾市長は「元気都市」「竜馬都市」という言葉を多用されます。今1つピンときませんので、その「思いのたけ」を説明してください
(市長)     市長独特のフレーズで喋る。(原稿棒読みでは面白くありません)元気都市とは、こういうイメージです。竜馬都市とはこうです。  とわかりやすいモデルや例えを使用し、視聴者に語ってください。
佐藤)     それともう1つ。子供達に一言で説明できる高知市の課題、都市づくりのモデル、目標をお願いします。
(市長)     市長独特の説明をお願いします。
(佐藤)      では少し視点を変えた設問です。松尾市長は、平成6年の市長選挙 で初当選され現在2期目を担当されています。選挙公約のなかで、
子供科学館にはめどがつきました。あとひとつ「市内公立中学校での「学校給食の実施」という公約が実現されていません。旧文部省の「学校給食衛生管理の基準」というものが、厳しいハードルであることはよく理解できます。難しいことは理解できますが、今後の展望を具体 計画もふくめどうされますか?
(市長)      (ふみこんだ発言を期待します。)
(司会 ) ここで、一息 音楽をお届います。
(佐藤)       あっというまに時間が経過してしまいました。さて最後の質問です。市民のリーダ―としての市長の立場から、どうしても市民に訴えたいこと、呼びかけたいことがありましたら、お願いします。
(市長)市長独特のプレゼンテーション(手短に、要領よく、お願いします)
(佐藤)       今日は有意義なディベートがおこなえたと思います。高知市政を市民により身近にするために企画しました。次回からは課題ごとに担当部長に出演いただきます。
*長崎豊彦企画財政部長

  高知市の財政状況の簡便な説明。第二次財政財政構造改革について。市のIT対応状況。電子入札制度。高知市総合計画の簡便なる説明。高知市のビジョン。財政当局から市民に一番訴えたいこと。市民への広報告知での問題点等

(司会)  今日は大変ご多忙な中、長崎豊彦企画財政部長にスタジオに来ていただきま した。企画財政部はどのような役割をされているのか、また市民に何を一番 訴えたいのか、「本音トーク」を進めていきたいと思います。  聞き手は高知シティFM放送報道担当課長佐藤達郎です。
(佐藤)    企画財政部は高知市役所の「司令塔」という部署です。    まず高知市の財政状況について、お話を聞かせてください。昨年高知市は「第二次財政構造改革方針」を打ち出しました。目標として「歳出の抑制」「公共事業の計画見直し」「起債発行の抑制」「事業の量から質への転換」をたて実行されています。今年よりテロ事件やハイテク産業の失速などで、一段と不況になりました。計画の修正、見なおしはされるのでしょうか?
(長崎)    不況は一段と厳しくなりますと、当然税収も減少します。  従来のように「景気対策のために公共事業」という安直な事は全く出来ません。国からの交付税も増額は期待できません。一段と事業の見直し、再点検が必要になるでしょう。(財政問題は一般市民にわかりづらいテーマです。重要な課題ですので、「平易な表現」で、「簡潔な表現」でお願いします。」
佐藤)    「45円の収入で、100円の生活をしている」のが高知市民であるのが良くかりました。次に10年前の「高知市総合計画1990 」の時代とは、社会条件が変化しています。当時は、市街化整備事業に大きな負担が予想されるため、都市計画税が提案されました。
 当時は想定されなかった高知国体の整備や、中核市の指定、不況の進転など変化しています。市長からも高知市総合計画の説明は伺いました。企画 財政部長として、市民に呼びかけたいことはありますか?
(長崎)     (高知市総合計画2001について、エキスの部分を簡便に説明してください)
(佐藤)    あと情報化の進展について伺いいたします。市役所の情報化の進展具合はどうですか?職員1人、1台のパソコンが支給されていますか。また市役所内LANや、インターネットの利用状況は?また電子入札制度はいつ頃から導入されますか?
長崎)     (市役所内電子化の進展具合の説明をお願いします。また市民生活と電子化の進展による影響、生活の変化などに言及をお願いします。)
(佐藤)     市役所の情報、市民に広報したいことをより的確に伝達する方法について。高知シティFMもその一翼を担いたいと決意しています。現在の広報活動の問題点、課題などはありますでしょうか?
(長崎)     (市役所ホームページにも言及下さい。新聞、テレビ、ラジオなどの広報の現 状と問題点、課題にも言及下さい。)
(佐藤)     どうも長崎企画財政部長ありがとうございました。短い時間では高知市の課 題のすべてを理解することはとても出来ません。しかし財政問題など、市民がどうしても知らねば成らない事が大変良くわかりま   した。国より先に「構造改革」に着手されている姿がよく理解できました。 高知市総合計画2001につきましては、今後20年先の高知市のビジョンを
述べています。情報化の進展の様子も理解できました。
(司会)        どうも皆様ご苦労様でした。
*西川博行産業振興部長

  産業活性化条例の現状。市内商店街の振興策。観光客増加の戦略。よさこい祭りの発展性。高知FAZの今後。花火大会について。起業家育成策。ITの活用戦略。巨大テーマパーク対抗策。産業振興部から市民に一番訴えたいこと。

(司会)   今日は大変ご多忙の中、高知市産業進行部長の西川博行様にスタジオに来ていただきました。今年は不況も一段と進展、高知市の産業界も大変です。産業振興のありかたについて、様々な角度から伺います。聞き手は高知シティFM放送報道担当課長の佐藤達郎です。
(佐藤)    産業振興部の担当する課題は沢山盛りだくさんです。   不況の進展と相次ぐ郊外型大型量販店、専門店の進出で商店街も大変です。
高知市の産業構成を見ましても、3次産業従事者が勤労者の7割を占めています。まず伺いますのは具体的な商業振興策はどうなのでしょうか?
(西川)    (商店街振興策、TMOのありかた、「産業活性化条例」の活用事例などを簡潔に述べてください。)
(佐藤)   次に高知新港の活用策、高知FAZ(ファズ)の今後について。また背後地の開発状況などはどうなっているのでしょうか?
(西川)   (高知新港の完成予定年度。港の活用策。FAZと市民生活との関係などの説明をお願いします。)
(佐藤)   観光客の増加対策について。高知県の観光客は500万人前後で横這いです。テロ事件関連で海外旅行が減少し、国内旅行が増加傾向にあります。高知市として、観光客増加対策はありますか?
(西川)  (観光客のターゲット地域。集客効果の成功例など。よさこい祭りに付いては、別途設問しますので、その折回答下さい)
(佐藤)   よさこい祭りの振興について伺いします。
今年は東京原宿でも「スーパーよさこい」として出演大好評でした。よさこい祭 も全国各地へ波及、広がりを見せています。よさこい全国大会も順調です
。今後のありかた問題点について、説明をお願いします。
(西川)   よさこい祭りの今後の進展。全国大会について。
よさこいを通じた各地との交流について。などを簡潔にお願いします。
(佐藤)   企画財政部のコーナーでもお聞きしましたが、IT化の進展のなかでの活用戦略など産業振興の立場ではどうでしょうか?
(西川)   (IT戦略に関連して、「起業家育成策」などがございましたら、言及してください)
(佐藤)   どうもありがとうございました。最後に産業振興部の立場で、市民のみなさんに一番訴えたいことなどございましたらお願いします。
(西川)   (産業振興部としてのプレゼンテーションをお願いします)
(司会)   今日は皆さんどうもありがとうございました。
*吉岡諄一健康福祉部長

  統合病院事業の進展具合と課題。介護保険制度の問題点と課題。高齢者の健康増進策。医療保険制度改革問題。少子化対策。保健所業務の課題。市民ICカード保有構想は?災害緊急時の医療支援活動。市民に一番訴えたいこと

(司会)   今日はご多忙のなか健康福祉部長吉岡諄一様にスタジオに来ていただきました。高知市民の健康と福祉を担当されている部署です。様々な課題に対し、高知シティFM放送報道担当課長佐藤達郎がお聞きします。
(佐藤)    まず最初にお聞きしますのは、昨年導入されました介護保険制度についてです。3年ごとに介護保険事業計画を策定されるように伺っています。高知市における介護保険の現状と課題について、説明をお願いします。
(吉岡)    介護保険の保険料はスタート時点では安く設定しています。改正が必要です。ただ年金受取金額の低額の高齢者対策も問題です。また当初考えていた在宅介護よりも、施設介護が多く、財政圧迫の原因なので、対策も立てなけれ ばなりません。(介護保険につきましては、年齢層の若いシティFMの視聴者には難しいテーマでありますので、平易な解説をお願いします。)          
(佐藤)    大変理解しやすい解説でした。医療保険の国民負担率も本人負担が3割になりました。高齢者医療も70歳から75歳に引き上げられました。問題はあるのでしょうか?      
(吉岡)   (解説をお願いします。)
(佐藤)   次に市民の関心の高い「統合病院」問題についてです。県立中央病院と高知市民病院の統合は決定し、場所も高知市池になりました。高度医療を行なう病院とは理解しています。「いつ開業予定なのですか?」「また運営をPFI方式」とも言われていますが、どうなのでしょうか?
(吉岡)   (お答えしにくい箇所もあろうかと思います。また未定の部分もあるでしょう。市民が関心の高いプロジェクトなので宜しくお願いします。)
佐藤)   関連しまして、現在の市民病院の跡地には医療施設は残されないのでしょうか?市民の一部から請願も提出されていたようですが・・・。また緊急災害時の救急医療対策にも必要ではないかとの意見もありましたが。そのあたりはどうなのでしょう?               
(吉岡)   (民間医療機関、医師会などとの提携や、災害時の独自医療対策についての説明をお願いします。)
(佐藤)   高知市が中核市に移行しましてから、保健所の機能が県から高知市になりました。それに伴なう問題はありましたか?
(吉岡)   (少子化対策や、高知市独自の保健所サービスなどありましたら紹介してください。)
(佐藤)   大変市民の健康と医療に関わる部署であることが良く理解できました。最後に手短に、どうしても市民の皆様に理解していただきたい事項などありましたらお願いします。
(司会)   どうもありがとうございました。
*長尾達雄都市整備部長

  中心市街地「過疎」対策。高知駅前再開発事業の課題。土地利用計画。
  景観モデル地区の進展。交通バリヤフリー法対応。パークアンドライト対策。   民間住宅建設誘導策。元気都市、竜馬都市の各論。市民に一番訴えたいこと。

(司会)  今日は大変ご多忙の中、長尾達雄都市整備部長にスタジオに来ていただきました。高知市の都市計画や都市整備は高速道路時代に対応して進展してます。聞き手は、高知シティFM報道企画課長佐藤達郎です。
(佐藤)  高知市の都市形成を観察していますと、社会基盤整備が行き届いた中心市街地が「過疎化」し、行き届いていない郊外部が人口が急増しています。自然破壊と、「スプロール化」をこのまま放置いたしますと、「効率の悪い」「社会コストのかかる都市」になります。中心市街地に人口増加させる方法手段はありますか?
(長尾)   (各種再開発事業の概要の説明をお願いします。高知市住宅マスタープラン等も作成されています。その効用など。また中心街への人口増加策の誘導策の紹介もあわせてお願いします。
(佐藤)   土地利用計画は策定されていますか?自然生態系に配慮した都市づくりを実施することが、「コストのかからない」「生態系にやさしい都市」になります例をあげますとかつて低湿地帯や沼地、川底などを宅地開発しない配慮を行なうことで、市役所がそうした住宅に適せない土地を「先行取得する」方法など考慮されていますでしょうか
(長尾)   (土地利用計画が具体的に策定されていなければ、「里山保全条例」や「市街化調整地区」の活用などで。代替できるかどうか回答願います。)         
(佐藤)   次に高知駅前再開発問題についてです。連続立体交差事業は県が、周辺の区画整理事業は市役所が実施しています。何か駅周辺に「集客装置」を誘致するとか、シビックセンター(官公庁総合庁舎)を建設する構想はありますか?
(長尾)   (高知駅前再開発事業は市民の関心も薄くなりました。具体的にどう変わるのかを説明いただければ幸いです。)              
(佐藤)   次に「交通バリヤフリー法」への対応についてお聞かせください。
(長尾)   (市としての対応、補助整備、県や国との取り組み事例を紹介下さい)
(佐藤)   高知市の朝夕の自動車による交通渋滞は年々激しくなっています。これに対する対策としまして「パーク・アンドライト」という方式が注目されています。現在高速道路などの工事現場などの「空地」を活用し、一宮と高須で実験が継続中です。今後も対策は継続されますか?
(長尾)   (高須と一宮の事例の他に計画中の箇所があれば紹介ください。)
(佐藤)   高知市の想定人口の予想と対策はどう予想されていますか?
米国には都市の成長を抑制する「成長管理政策」という考え方も有力です。
市街地をむやみに拡大させず、都市をコンパクトにして効率の良い都市づくを目指しています。現在高知市の人口は327000人です。そのあたりはどうなのでしょうか?
(長尾)   (成長管理政策とは別の政策があれば、ご紹介下さい)
(司会)   今日はどうもありがとうございました。
*高橋正道総務部長

 高知市の防災対策。南海地震被害想定。情報公開制度の活用法。防災時の情報伝達手段。市役所労使関係。防災行政無線について。国、県との協力体制。
 災害ボランティアの心得。総務部として市民に一番訴えたいこと。

(司会)  今日は大変ご多忙ななか、高橋正道総務部長にスタジオに来ていただきました。高知市民の命と財産を守る防災総務部が担当しています。情報公開の活用法など伺います。聞き手は高知シティFM報道担当課長佐藤達郎です。
佐藤) まずお伺いしたいのは、情報公開の今後の進展です。現在も市役所1階にある 「情報公開センター」で手続きをすれば、市民は市役所の情報が閲覧できます。
 6月市議会にて松尾市長が「透明性の市政運営を目指すため、市が保有する覚
書類の文書については自由閲覧の形で公表」されることになりました。   また市役所は、住民票など市民の個人情報も保有しています。情報公開の進展
と個人のプライバシー保護の「ルール」はどうなっているのでしょうか?
(高橋)   (情報公開のしくみと、個人情報漏洩防止策などをお話下さい。)
(佐藤)   次に防災対策についてお伺いします。9月3日には高知シティFMも合同防災訓錬に参加いたしました。災害時の罹災情報など重要性、緊急性をあらためて感じました。そのなかで、南海地震は今後30年以内に発生する確率が高いとの事です。心配なのは津波です。高知市は海抜以下の市街地面積も広く心配です。
 津波はとにかく地震発生30分以内に高い場所へ避難せよと言われています。市民への災害情報の連絡方法は、市としてどのような対策をしていますでしょうか?
(高橋)  (報道各社への伝達方法。防災行政無線の設置状況。県や国との連携について。災害時の市民からの問い合わせへの対応窓口。等の説明をお願いします)
(佐藤)  高知シティFMも市民生活に密着した放送局ですので、災害時には通常放送を一切停止し、災害情報を24時間放送するつもりですので、情報提供、情報交換などよろしくお願いします。
 さて災害はいつくるかわかりません。地域の避難場所、市民としての普段の準備 心構えなどはいかにあるべきなのでしょうか?とくに市民に訴えたいことなどありましたら、宜しくお願いします。
(高橋)  (避難場所につきましては市役所広報紙「あかるいまち」特別号に掲載しています。 また市役所総務部防災システム室に問い合わせてください。
市民の備え、防災用品、についてはいくつか具体例を明示してください。)
(佐藤)   大変よく理解できました。また係の方のお話ですと高知市内の何箇所で「自主防災組織」が形成されつつあるやに伺いました。その動きについて、お話下さい。
(高橋)  (事例をあげて説明をお願いします。)
 (佐藤)  防災関係についてもうひとつ伺いします。それはインターネットの活用です。先般の芸予地震におきましても、テレビの速報より、ヤフーのホームページのほうが情報が早く、正確でした。ボランティア情報などもインターネットの活用は不可欠です。そのあたりの対応はどうなのでしょうか?
(高橋) (市役所のホームページの活用方法。防災時には特別なホームページ、掲示板をこしらえるアイデアなどはありますか?またNPOなどの活用などはどうですか?)
(佐藤)  どうもありがとうございました。総務部となると防災対策をメインになります。 最後にどうしても市民に呼びかけたいことなどございましたら、お願いします。
(高橋)  (呼びかけをお願いします。)
(司会)   どうもありがとうございました。(内容を簡単に要約して喋ってください。)防災情報の窓口、連絡事項などあれば、告知します。
*木村重来市民生活部長

 市民と行政のまちづくり条例。地域計画策定作業の進展具合。市民参加の段階とは?市役所ホームページの方向性。窓口センターとふれあいセンターの機能。自主防災組織とまちづくりの連携。一番市民に訴えたいこと。

(司会)  今日は大変お忙しいなか木村重来市民生活部長に、スタジオに来ていただきました。市民生活部は「市民生活に関連する事柄」を担当されている部署です。聞き手は高知シティFM放送報道担当課長佐藤達郎です。
(佐藤)   まず市民活動へのサポート活動により、市民と市役所のパートナーシップが育っているのか?という問題です。
 地区整備計画やコミュニティ計画などを市内の地域においては策定中である
と伺いました。いくつか事例をあげてご紹介をお願いします。
(木村)   (先行している地域の紹介。問題点などあればあげてください。)
(佐藤)   今1つ気になる事があります。自分の地域を考えてもそうですが、高知市の都市のモデル、都市像が今1つはっきりしないために、地域で具体論の議論をするばあいに「迷走」してしまう可能性があります。そのあたりの対策はどうなっていますか?
(木村)(地域で先行事例のなかで、モデルになるものをご紹介下さい。)
(佐藤)   お答えしづらい質問かもしれません。現在の高知市民の住民参加のありかたはどの段階であると思われますか?            
 参加不在の段階では「世論操作」「住民の不満をそらす操作」       形式だけの参加の段階では、「情報提供」「表面的意見聴取」「形式的参加機会増大」となります。             
 住民の権利としての参加としましては「パートナーシップ」「一部権限の委譲」「住民のコントロール」という8段階あります。どうなのでしょうか?
(木村)   (率直な意見をお願いします。問題点があれば、その改善策もあわせて提示してください。)
(佐藤)    「市民と行政とのパートナーシップのまちづくり条例」なども制定の動きがあるように聞いています。現在の様子などお聞かせ下さい。            
(木村)    (策定中の様子や、市議会の反応などの説明をお願いします。)
(佐藤)    市民サポートセンターやNPO高知市民会議について伺います。NPO高知市民会議は、非営利公益法人と言いながら、年間2300万円の補助金を市役所が交付しています。鷹匠庁舎の部屋や会議室も貸与しています。市役所の「外郭団体」のようなイメージがします。どうなのでしょうか? 
(木村)    ( NPO高知市民会議と市役所との結びつきの説明をお願いします。 またNPO高知市民会議はどのように「市民と行政とのパートナーシップ」づくりに役だっているのでしょうか説明をお願いします。  )
(佐藤)   どうもありがとうございました。市民生活部より、市民のみなさんにどうしても言いたいことなどございましたら、お願いします。    
(木村)   (簡便にお願いします)
(司会)   どうもありがとうございました。
*武政孝典環境部長

 エコタウン構想。ゼロミッション計画。ゴミ減量計画。ISO140001申請問題。
 ダイオキシン対策。里山保全条例。鳥獣保護。産業廃棄物問題。
 緊急課題の環境問題。一番市民に訴えたいこと。

(司会)    今日は大変お忙しいなか、市役所環境部部長武政孝典様にスタジオに来ていただきました。環境部は清掃部門や環境保全部門がありまして、快適な都市生活の維持をしていただいています。聞き手は高知シティFM報道制作課長の佐藤達郎です。
佐藤)     まず三里地区に立地予定の「エコタウン構想」について伺います。エコタウン・プランによれば、地場産業が立地する浦戸湾沿岸に、「循環型 機能関連施設を立地」させる壮大な計画です。先行して発砲スチロールの再生事業を行なうとのことでした。現在該当地区の市民有志との話し合い
継続中との事ですが、計画は順調に進行しているのでしょうか?
また市民の理解も得られたのでしょうか?
(武政)     (三里地区住民にすれば、地域に廃棄物ばかり持ち込んでくるのか。という不信感があるのではないのでしょうか?そのあたりの対話と話し合いの進展ぶりなどをお話下さい。)
(佐藤)     エコタウン構想が、単に廃棄物の処理施設ではなく、再生を前提にした環境リサイクル型施設というのが良く分かりました。その他計画では、発砲スチロール再生事業の他に、「ペットボトル再商品化事業」「廃木材の木炭化事業」「木粉・スーパーウッド事業」「廃プラスチック等リサイクルおよびエコネセンター事業」「食品廃棄物のリサイクル事業」などが計画されています。国との関係や、事業の進展具合はどうなっているのでしょうか?
(武政)     (国の補助事業に採択されたいきさつについて話してください。また市役所 の姿勢が住民対話による理解と相互信頼によって推進されるむねを説明してください。)
(佐藤)     次に高知市長浜に新清掃工場が建設されました。一般家庭からのごみも年々増加傾向にあります。収集ゴミ袋が従来の黒色から、透明、半透明に変わりました。収集量、燃焼量などに効果はありましたか?
また市役所としてゴミ減量化の対策を説明下さい。 東京杉並区は量販店のポリエチレン製の持ちかえり袋に一律5円を税金として徴収する方針を出しました。コンポストやEM菌の活用を推進し                  、生ゴミを減少させる方針の自治体もあります。高知市の場合はどうなのでしょうか?
(武政)      (具体的な事例を紹介してください)
(佐藤)      「里山保全条例」について伺いいたします。高知市近郊の自然保護と防災対策のために、個人の権利を制限する          条例です。対象となる土地所有者の理解は得られましたか?
また実際の適用事例はありますか?また効果はいかがでしたか?
(武政)      (里山保全条例は、当初の期待度が高いだけに、実際の適用も慎重にされていると思われます。そのあたりの事情を説明してください。)
(佐藤)      詳しい説明どうもありがとうございました。
環境部のほうから、市民に訴えたい事柄などありましたら、お願いします。
(武政)      (手短にお願いします)
(司会)      どうもありがとうございました。
*森山泰宏教育長

 小中学校安全対策。国体後の施設活用法。高知市民プラザの概要と活用策。
 市立中学校給食実施問題。ゆとり教育の課題。少年非行対策。IT講習会。
 子供科学館。図書館拡充計画。スポーツ振興策。一番市民に訴えたいこと。

(司会)  今日は大変ご多忙のなか、高知市教育委員会より森山泰宏教育長にスタジオに来ていただきました。教育関係の課題も私達に大変身近なものです。聞き手は高知シティFM報道担当課長佐藤達郎です。
 (佐藤)   まず市内の小中学校の安全対策についてお聞かせください。6月の大阪池田市での乱入者による児童殺害事件は大きな衝撃を受けました。教育委員会としての不審者進入対策、児童の安全対策をお話下さい。
(森山)    (教育委員会としての対策と、個別学校での対策をお話ください。)
(佐藤)    次に4月から公立小中学校は土曜日が休日になります。授業時間も減り、 学習内容も大幅に変更になります。教育委員会として心配な点などありますか? 低学力などの傾向にならないのでしょうか?
(森山)    (ユニークな取り組みなどありましたらご紹介ください)
(佐藤)    市内の市立中学校での完全給食の実施時期についてはめどが立ちましたか? 旧文部省の「学校給食衛生管理の基準」は大変高いハードルのように思います。松尾市長の公約でもありましたが、実施時期の明示は可能でしょうか?
 (森山)   (現状の取り組み、現文部科学省などの対応など説明下さい。)
 (佐藤)   高知市民プラザ(かるぽーと)についてお伺いします。
200億円の建設費用をかけ、維持管理費用も年間推定3・5億円以上かかるとのことです。財政構造改革を実施中の高知市にとって、「赤字を生み出す」文化施設です。文化施設は莫大な赤字を出してもかまわないものでしょうか?
(森山)   (高知市民プラザ建設のいきさつや、文化のありかたについて説明ください。)
(佐藤)   子供科学館についてお尋ねします。子供科学館基本構想検討委員会も今年3月に「基本構想」を提出しました。具体的な建設時期や、運営方式などはどうなっているのでしょうか?
(森山)   (PFI方式、市単独事業など現時点ではなにも決まってはいないと思いますが、」おかまいない範囲で回答をお願いします。)
(佐藤)   IT講習会について。国の補助は来年3月までと伺っています。情報化時代への対応は社会教育でも大切です。国の補助がなくても教育委員会として独自に講習をされるということはないのでしょうか?
(森山)   進行状況をお答えください。
(佐藤)   どうもありがとうございました。高知市教育委員会として、どうしても市民のみなさんに訴えたいことがありましたら、お願いします。
(森山)   (手短にお願いします。)
(司会)   ありがとうございました。高知シティFMでは番組へのご意見、感想を募集しています。ファックスは088-833-7620です。
ホームページにも市政に関する専用掲示板を設置しています。
              アドレスは www.kcfm.net です。
 
 
 
 
 
 
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2002年3月1日