第4回高知福祉機器展ーバリヤフリーフェスティバルが開幕
 
 6月17日から「第4回高知福祉機器展・バリヤフリーフェスティバル」が高知市文化プラザかるぽーとで開催されています。
 主催者は「生き活きサポートセンターうえるぱ高知 福祉機器展実行委員会」です。昨年「けんちゃんのどこでもコミュニティ」に番組ゲストに出演いただきました下元佳子さんや、笹岡和泉さんや宇賀恵子さんたちが中心になり企画し、運営されていました。

 私も本業の防錆塗装の四国巡業の営業の帰りに会場に立ち寄りました。初日に夕方でして、人出もやや落ち着いた時間帯でしたが、大勢の関係者で賑わっていました。
 会場で笹岡和泉さんに会いました。住宅改造のブースの担当をされていました。車椅子体験もどうぞということでしました。

車椅子体験しました。思いのほかコントロールは難しいものです。
 
 実際に体験しますとドアの開閉に車椅子では苦労します。ですから引き戸が楽だということが理解できました。また車椅子は2輪かと思いましたら、小さな前輪があります。これが自在に動きますが,少しの段差で横を向き、車椅子は前進しないことが理解できました。
可動式手すり「えんでばー」というそうです。
便座が電動で上がり下がりします。
 
 今年の展示で私が注目したのは、スペースをとらない可動式手すりでした。玄関先やトイレの狭い場所にも設置でき、上下左右に動き、座ることも出来ますね。これは「面白い製品」だと思いました。

 あとトイレメーカーの電動式のトイレでした。スイッチ一つで、立ち上がりの補佐するように便器が上へ上がります。ただ機種によっては取り付け可能かどうかはメーカーに聞かないとわからないとのことでした。

 
 この大きな福祉機器展。感心しましたのは高知県や高知市の行政の支援を殆ど受けず、民間主体で運営されていることです。そのせいか高知県庁の福祉担当部署はパンフを机においてあるだけで全然関与していませんでした。
 
 絵や書道も飾られていました。下のほうには、OPEN HEARTの土佐備長炭の磨き製品が並んで展示されていました。