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けんちゃんの吠えるウォッチング
      メールマガジン版 22号 
        2003・7・28
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        海はバリヤフリー

 7月27日は、高知県香美郡夜須町のヤ・シーパークで、「車椅子の海水浴」にしました。この行事はNPO法人あきらめないでhttp://homepage3.nifty.com/1iso/(森本修作理事長)の主催で4年前から開催されています。


 車椅子の人も海水浴をすれば気持ちが良いだろう。という発想で始まりました。2年前に会場がヤ・シーパークになりました。施設がバリヤフリーであり、駐車場、トイレ、スロープ、シャワーもバリヤフリーになっているからです。
 私もビーチ隣のハーバーでヨットをしていますし、夜須町役場の協力も依頼する必要があるので、お手伝いさせていただきました。当日は高校生の娘を連れていきました。学校や部活とは異なる経験をしたと思います。


 最初は海に入るのを躊躇していました。ライフジャケットを着用し、少しずつ海へ入ります。海水の冷たさと、波の感じが最初は皆慣れません。でも介助者の熱心な働きかけや、激励で皆少しずつ海へ入ります。
 ライフジャケットに浮き輪と「完全防御」しています。慣れてくると浮き輪をとりました。そして遂にはライフジャケットを信用し、介助なしで、仰向けに浮かんで泳げる人も現れました。本当に心から楽しそうでした。


 次第に水の中では無重力だから、ハンディがないことを気がつきました。やがて手足をうまく動かし、自分の意志であお向けながら、行きたい方向へいける人も午後からは出てきました。大変な上達ぶりです。
 介助している施設職員の人は「海水浴は機能回復の良いリハビリになりますね。施設の中だけではこうは行きません。戸外とくに海では危険がともないます。家族だけでは無理です。今日のように大勢のボランティの人がいればそれも可能ですね。」とのこと。
 もっともっとこうした経験をしていただきたい。海はバリヤフリーなのだから。

今年の海水浴の様子もアップロードしています。


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2002年3月1日