天使の翼プロジェクト第2回懇談会の報告、第3回懇談会のご案内

 6月18日高知市民サポートセンター会議室にて「第2回天使の翼プロジェクト懇談会」は開催されました。参加者は17名(伊藤・上原・杉澤・竹村・近森・田中・佐藤・松尾 ・ 山本・橋本・竹内・山田・石塚・篠原・田中・野村・西村)でした。 ・

  議題は高知市役所の「竹炭プロジェクト」の報告が、田中、石塚両氏からされました。 里山保全条例で開発を抑制した山野が竹林化し荒れていること。伐採し、竹炭化することにより、里山と河川の環境保護になる。その事業の中で高齢者や障害者の「雇用」の創出も可能ではという趣旨で出発。竹の伐採作業と、搬出作業は思いのほか重労働。また竹炭作業は難しく、中国製品との競合も想定される。検討会が進行しているが、困難が予想される。会では「得意分野ではないもので勝負はしてはいけない」「成長した竹の活用より、たけのこを食用にするほうが現実ではないか。その場合は土壌改良も必要。」「再検討が必要との意見が出されました。  

 「食品加工品を使用した商品の提示」として、近森氏から「芋のてんぷら」「焙煎コーヒー」「プリン」「窪川大豆豆腐」がサンプル提示されました。試食しながら意見交換しました。最近の消費傾向として「産地証明」と「安全性の確認」が強い。紹介の4品は「粗利益が高く」「商品の差別化(他の同製品との)が可能なもの」です。  「販路を確保」し、「粗利益の高いもの」で、「自分の得意分野」で組み立てるという「ケーススタディ」でした。今回の4品をめぐる議論は、今後の取り扱う製品のヒントになると思います。  

 竹村氏からは「公共の授産施設などの商品は、パンや菓子にしても市場性に乏しい。公的扶助を受けて当然との甘えがあります。判定する材料としては有益な議論でした」 との意見も出されました。それぞれの立場で、「市場を意識した商品開発のありかた」を考えるヒントになりました。

「第3回天使の翼プロジェクト懇談会」のお知らせ

(日時) 7月15日(月曜)午後6時〜8時半頃まで

(場所) 高知市役所たかじょう庁舎2階「市民サポートセンター」会議室

(議題) 各人提案する「課題」「アイデア」があれば20部コピーし持参ください

 

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2002年3月1日