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なぜ「有事関連法案」に反対なのか

 それは「生煮え」の法案だからです。何が「有事」の事態なのか?「想定質問」にも満足に答えられない国会審議で、事を決するのは早すぎます

だからと言って私は、共産党や社民党の主張に賛同している訳ではない。「有事法案」は必要だと考えるからです。。
 1995年の村山内閣(首相は旧社会党出身)の折、自衛隊の災害出動に躊躇し、被害を拡大させた前例があるからです。日本国憲法の第9条を「拡大解釈」するのは、自民党の得意技だけではないのです。共産党も社民党も拡大解釈しすぎです。
 神戸で大震災が起きましたが、日本の場合想定する「有事」は大震災です。東海、四国、東北、九州と日本全国どこでも起きる可能性があります。「南海大地震」」とて70年以内には必ず起きるとされているからです。
 国民に身近な生活を守るための「有事法案」審議をのぞみます。

個人情報機密法3案にもなぜ反対なのか?

 それは官僚組織のいい加減さに「情報管理」をお任せするのは良くないと考えます。
狂牛病問題での農水省と厚生労働省のいい加減さ。外務省のこの間のでたらめさ。警察も各地で不祥事を繰り返しています。
 人間は間違いをおかします。官僚組織を信じられないのは、彼らは「間違いはありえない。あるとすれば民間に近い末端が引き起こすもの」と思い込んでいる節があります。それから新左翼も含めた左翼勢力が駄目なのも「自らの誤りを認めないから」です。「誤謬神話」を未だに信仰していますのは、官僚組織と新旧左翼勢力です。それらは良く似ています。
 マスコミ報道をチェックするのは、個人がやるべきです。「メディア・リテラシー」はそういう実践活動なのです。決して国家権力がむやみに介入すべきではありません。
 マスメディア側も「独善性」をやめるべきです。「マスコミ・オンブズマン制度」を導入すべきでしょう。地域独占メディアと地域の利権とが結合してはなりません。ましてそれが国家レベルで結合する事態はなんとしても阻止すべきです。

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2002年3月1日