スポーツ別の基礎トレーニング
今週のゲストは、高知新阪急ホテル・アスレチッククラブ、トレーナーの井上佐知さんです。 
 今日のテーマは「スポーツ別の基礎トレーニング」について、お話を伺います。
 良い季節になりスポーツに最適な季節になりました。種類によって普段のトレーニングも違うはずです。井上さんにお話を伺います。
 野球やソフトボールのトレーニングについてお話を伺います。
普段は持久力系のトレーニングはどうでしょうか?
 そうですね。どんなスポーツでありましても持久力系のトレーニングは必要です。
 専門的なトレーニング方法につきましては、もよりのフィットネスクラブのトレーナーと相談されたほうが良いと思います、各人の筋肉や運動量にあわせてトレーニングメニューを作成いただけると思いますので。
 必ずストレッチ運動は入れていただかないといけません。怪我の予防にもなります。
高知新阪急ホテルアスレチッククラブのジムの様子です。トレーニング機器があります。
 良くエアロビックス、有酸素運動という言葉を聞きます。有酸素運動と言いましても目安が良くわからないのですが?
 フェットネスクラブによりますと、運動してこれくらいの脈拍でどうのと言われます。でも自分がウォーキングなどされていますとわかりませんね。いちいち脈拍を計るわけにもいけませんし。自覚的運動強度と言いますが、「はーはー」言いながらも30分、1時間継続できる運動が有酸素運動ですね。
 息切れしない程度に30分以上継続できる運動を「有酸素運動」と言うのでしょうか?
 そうですね。

ゴルフやテニスなどはどうなのでしょうか?
ダンスなどはいかがでしょうか?
ストレッチが大事ですね。大股で歩く練習yすればトレーニングにもなり、良いということですね。
 ゴルフなどは上手くならないほうが歩数は多いですね。北海道でゴルフした時に万歩計をもっていきましたら1万6千歩も歩いていましたし。それだけ歩きますと「基礎体力」がなければ疲れ果てますね。
 はーはー言いながらも続けようということです

高知新阪急ホテルトレーナーをされている井上佐知さん。5月の連休には「太極拳教室」もジムで開催されました。

 トレーナーは各種トレーニングの専門家です。自分の運動適性を相談することは大事です。

エアロビックスのレッスンを井上さんはされています。1時間でどれくらいのカロリー消費量なのでしょうか?
 250〜300カロリーぐらいですね。それも各人の動き方によって違ってきます。それもその人が、はーはーいうけれども頑張って続けれる運動になれば良いのですから。
個別。個人によってメニューは違うと言うことですね。
 同じ動作でもある人は走って30分。もうひとりの人は歩いて30分。その人がはーはー言うけれど頑張って継続できるのであれば、それがその人にとって適正な有酸素運動であると言えます。

 ある人から「スポーツジムなどへ行って高いお金を払ってトレーニングするのはもったいない。その辺の公園とか道路を走ったらいいのではないか」とか言われます。自分でダンベルでトレーニングすればとも言われます。
 それは逆に危険なことでもあると言われていますけれどもそうなのでしょうか?
 そうですね。ダンベル体操には各地で私も指導に行っています。振り回したり、また違うところの筋肉に力を入れたりしています。結構そういう人がいます。やはりトレーニングをする前に説明を聞いておくべきでしょう。
 トレーニングジムへ行きますと、トレーニングの器械が並んでいますね。ワイヤーで負荷がかかりますから、危険ですね。
 逆に負荷が軽すぎて、効果のないトレーニングになる場合もあります。その重りの上げ方、下げ方にも一番効果的なスピードがあります。そのあたりはトレーナーに任せていただきたいですね。それが間違いないですね。
 大昔の話ですが、学生時代に運動部に入部していましたが、ウサギ飛びとか、腕立て100回、腹筋100回とか、科学的なトレーニングなどしたことはありませんでした。
 腹筋何回、背筋何回、腕立て何回とか目標を数値化したほうが良いのでしょうか?
 
数値化することは、目的意識が高まりいいことであると思います。
 一時ジョキングが良いということで広まりました。しかしふだん運動していない中高年がいきなりするのは危険だと思います。そのあたりはそうでしょうか?
 最初はウォーキングが良いと思いますね。体重の3倍の負荷が走れば足にかかりますし。走るスポーツをされる人は、ジョキングも必要ですが、最初はウォーキングからですね。
 高齢者には勧めません。

 地域での指導はどうされていますか?どの程度の運動強度の指導をされていますか?
最大心拍数とか、運動強度が60%とかいう表現はアスレチッククラブなどにも張り紙はしてありますけれども。
 「はーはー」言うけれども、頑張って続ける程度ですね。片方の人は走っている。もう一人は歩いている。しんどいと思えばいつでも休んで良いよと。いつでも水分を採ってもいいですね。
 各人の運動履歴などがありますし。脈拍などで運動強度の目安にいたしますが、ご自身ではわからない場合が多いです。隣の人ががんばっているから自分も頑張ろうと考えてはいけないのですね。
 そうです。自分の体力と相談しながらですね。マイぺースでやっていただくことですね。
マイペースで行い、専門のトレーナーに指導を受けながらされると良いですね。
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