より情報公開を推進させるために
 
今週のゲストは市民オンブズマン高知代表の窪則光さんと、自治労高知県職員労働組合中央執行委員長の山崎秀一さんです。今日のテーマは「より情報公開を推進させるために」です。今日はまとめの意味もあり、前向きな情報公開について、議論したいと思います。 情報公開をより進めるための、窪さんよりの提案はありますか?
窪 知事との話のなかで「飲酒運転と公文書破棄の行為は同じにできない」と知事は言われました。それは当たり前だと思います。やはり県民の損害を考えた場合は、これは大変な損害を蒙る訳です。公文書を破棄した職員は厳罰と言いますか、公務員は勝手に首切りできませんが、なんらかの処罰は厳しくすべきです。そういうことをしませんと「再発防止」にはならないからです。
山崎さんはお立場が違うと思います。職員が不正を告発しましても、身分が保障される仕組みがないと、たとえば上司に命令されて公文書を破棄したとか言う場合は告発できません。そのあたりはいかがでしょうか?
山崎 まず厳罰主義は個人的には好きではありません。死刑制度も廃止に向かいつつあります。厳罰を恐れるあまり、職員が萎縮し、物事に取り組まない職員が増えることを懸念します。結果として事なかれ主義になります。上司の顔色見たりして、ご機嫌をとったりする方が増えてきています。職員の不正を告発する場合は、人事異動が弊害になっています。特定の部局が優遇されている。特定の部局ににらまれるとその後の人事異動をで報復される。そこを改善していくべきです。
もうひとつは職員の人事評価が公表されません。所属長がどんな評価をしても、所属長の勝手ということになります。このあたりを改めるべきだと思います。
 社会にはポストにこだわる人もいます。常に県職員は県民に対するサービス業ですね。公務員は大衆に対する奉仕者な筈です。出世の道具に使うのが高知県庁ではないはずです。
山崎さんご指摘の人事の評価も情報公開で取れるようにしていただきたいです。
山崎 「部下が上司を査定する」というものですが、職員にも非公開です。教えてくれと担当部署に交渉しても教えてくれません。結局評価された情報がその後どう使用されるかは全くのブラックBOXです。窪さんが言われた出世にとらわれる生き方は、人として寂しいと思います。我々は県職員ですから、向き合う相手は県民です。そのこと肝に銘じて仕事をするべきだと思います。
 前回の知事との対談のなかで、なんらかの目標達成の目安が必要だと言われていました。そのあたりは山崎さんはどう考えておられますか?
山崎 予算は使わないほうに意味があります。仕事の結果が県民にどう影響が出たのかを検証すべきです。先日申し上げた高知工科大学の問題にしても、立ち止まって評価すべきでしょう。
窪 議会がありまス。予算の議決は議会でやる。インターネットを利用して、提案を受け付けています。少ない予算だがいいアイデアがあれば、取り上げる仕組みをこしらえたり良いですね。少ない予算でも目的が明確になりますので。
山崎 直接民主主義的なやりかたですね。現在でも「県民参加の予算作り」もありますが、金額も小さく成果もなかなか見えてこないとのことです。評価はすぐには見えてこないようです。
 高知県もますます補助金も削減され厳しくなりますね。もうひとつ疑問ですが森林環境税ですが、県民に負担させる仕組みにtなっているのでしょうか?
山崎 あの税金の使途は、県民に森や山の大切さを啓発するためにということですね。
そういう税金を徴収し、使用するのであれば、まず目的を明らかにすべきです。
 室戸市の海洋深層水もそうですが、やはり高知県の予算を使用して研究した「知的財産」がありまうね。山であり、海であり、知的財産であり。そうです。財産ことが本当の財産です。こういう問題も時間があれば検証したかったです。

 
室戸海洋深層水 海洋深層水より出来る塩の乾燥工程