写真家の心得とは?
 
 今週のゲストは写真家の川村公志さんです。川村さんは昨年日本1周の移動写真展を開かれました。今日のテーマは「写真家の心得とは?」でお話を伺います。
川村さんの写真集は「笑顔」で溢れています。それは川村さんの考え方で、被写体の人に笑顔を求めるからでしょうか?それともジョークを飛ばして笑わせているからなのでしょうか?
 ジョークもいいますし、本当なんでもないような事を喋りながら笑顔の瞬間を押さえてますね。ちなみに、人に笑顔は求めたら本当の笑顔は無理だと思います。多分固まってしまうんじゃないでしょうか。
川村公志さん
時折写真に写るのを極端に嫌がる人もいます。そんな場合はどうされるのでしょうか?
そういいった人の写真を撮りません。個展も強制して見てもらおうとも思わないですし、僕の写真も見る人なりに想像してもらえたらいいなと思います。
徳島県にて。爆笑問題オオタ氏に似ておられるバスの運転手さん。移動式個展日本1周の旅の表紙の少女
報道写真というものがあります。川村さんの撮影される写真とは異なるものなのでしょうか?また川村さんは商業写真は撮られないのでしょうか?
基本的に写真という物では僕は一緒だと思います。一つ違うのは心じゃないですかね。
僕は人が元気に温かく自然と笑顔になれる様な写真を一生撮り続けたいと思います。 もちろん、報道写真も商業写真も依頼があれば全力をもってお答えするつもりです。
ちなみに、旅後も結婚式や雑誌の仕事や広告の仕事をやらせていただきいました。
川村さんは何時ごろ写真家になりたいと思われたのでしょうか?写真の勉強はどちらでされ、修行はどちらでされましたか?
 高校で写真を始め、専門学校は東京文化服装学院に、それから専門卒業と共に写真で食べて行こうと思い、そのまま東京に残りクラッカースタジオというスタジオに入り、広告から雑誌から幅広く多くの仕事にかかわってきました。
東京代々木公園近くで
横浜市山下公園
 カメラの種類について伺います。どのようなカメラを使用されているのでしょうか?デジタルカメラも使用するのでしょうか?

普通の35ミリの一眼レフ、デジタルの35ミリの一眼レフ、たまに、中判サイズも使います。
カメラの機材関係はコストがかかるのではないでしょうか?どれくらいの費用がかかっているのでしょうか?
機材は一回集めてしまえば、フィルム、現像に使うくらいですよ。
後は、デジタルはフィルムや現像はかからないのですが、パソコン処理があるので、余計に時間がかかってしまい時給にするとフィルムもデジタルも費用は変わらないですね。どっちにしろ、最初の自己投資が高くつきますね。
パネルを製作中の川村公志さん
鹿児島県での移動写真展
鹿児島での少年達
宮城県石の森章太郎記念館の学芸員さん
*ホームページに掲載しています「移動写真展関係」の写真は川村公志さんの許可を得て使用しています。
川村公志さんのホームページアドレス

http://www.kawamuratakashi.com/

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