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WEB高知のサイトについて
 
今週のゲストは、WEB高知のホームページを制作管理されています大野加惠さんと、シティFMの「アットマーク・カフェ」でおなじみの鈴江慎太郎さんです。お2人はWEBラジオも共同で制作・出演されています。今日のテーマは「WEB高知のサイト」についてです。
WEB高知は、1996年に誕生したホームページです。高知の文化、方言、観光、食、コミュニティを満載のサイトです。反響はどうでしたでしょうか?
またどういう地域の人からの、反響やコメントがありましたか?
大野 東京から高知へ戻ってきまして、大好きな高知を紹介したいと思いました。紹介する時、どういう事を紹介しようかを考え、5つのカテゴリーを決めました。
1996年といえば、まだインターネットは盛んではない時代だと思います。
先発ゆえの苦労や、面白さはいかがでしたでしょうか?
また趣旨の「高知の文化や方言」などは、県外の皆様に伝達は上手く行きましたか?
大野 別に、苦労という感覚はありませんでした。やったことがないことをやる楽しさが強かったです。
コンテンツ(内容)ですが、WEB高知では、観光とか、土佐の方言とか言うのがあったように思いましたが。県外の東京の人達などに、インターネットを通じた発信で、伝わりましたか?

大野 コンテンツのお話が出来ましたので紹介させていただきます。観光関係を中心に紹介しているのが「土佐路ぶらり」、食べ物関係を扱っているのが「土佐の日曜市」、クジラに関してが「鯨の鼻歌」、土佐弁の紹介が「土佐弁講座」、高知の地場の土佐和紙やフラフなどを紹介しているのが「土佐の技(わざ)」です。

 あと土佐弁につい紹介していますのは「土佐弁講座」です。高知の地場の土佐和紙とかフラフとかなどを紹介していますコーナーが「土佐の技(わざ)」です。


 それ以外にみんなでわいわいがやがややりましょう。というので「おきゃく」というコミュニティ的なメーリングリストを設けちゅう(設けている)ところです。

大野加惠さん
東京で仕事をされていたときに、インターネットの技術を取得され、高知でそれを活用されたのですか?
大野 そんなことはないです。高知へ帰ってきてから最初はパソコン通信でみんなでわいわいとお喋りをしていました。そうしていますと高知でもプロバイダー契約が出来ると言うことで、1996年1月に、ざんじ(すぐに)契約しました。それで始めました。その時に既存のホームページを巡回していました。わからないところは、パソコン通信の友人たちに聞きながら制作して行きました。
先発ゆえの苦労と伺いましたが、「楽しみながら」サイト制作をしていたのですね。
大野 そうですね。「こうやったら、こうできるがや」(こういう風にすると、こういう風にできる)という発見などがありました。取材などもこの人に取材したいと言いまして、お願いしまして結構実行しました。相手のみなさんも好意的でしたし、協力的でした。いろんな出会いがありまして、面白かったです。
高知市の日曜市
よさこい祭り
WEB高知のホームページは、すべて大野さんのボランティアでこしらえたのでしょうか?
大野 ボランティアというか、楽しんでこしらえました
1996年当時と、現在はブロードバンド時代になっています。サイト制作のやりかたに変化はありましたか?またサイトを見られている人のほうの変化は感じられますか?製作者として、運営者として感じられることはどんなところにあるのでしょうか?
大野 当時はネットスケープ1・1というブラウザで、ダイアルアップの接続でした。「14400bpsで早い」とかそういう時代でしたので、できるだけ「画像を少なくする」「画像を軽くする」ことを考えていました。当時制作したページは今でも残っていますが、画像が「荒い」ですね。最近は(と言いましても高知県内はISDNが多いですが)ブロードバンドの人達もいらっしゃいますので、動画をこしらえてみたりしています。ナローバンド用と、ブロードバンド用を制作して公開することはしています。ブロードバンドになったから慎太郎さんと一緒にWEB高知ラジオが出来るようになりました。
鈴江慎太郎さん

鈴江 ネットスケープの1・1というのを想像していたくと、携帯電話でインターネットを見れる程度の感じでした。

 今はブロードバンドで結構大容量のデータも送信できるようになりました。WEB高知ラジオの方はISDNから聞けるようにしています。

私のところはISDNですが、聞いています。
大野 そうですか。ストレスなく聞こえますか?
聞こえています。?
WEBの高知のサイトで、高知の文化や方言をうまく県外の皆さんにいきましたか?他県の皆様との交流は広まりましたか
大野 「土佐弁講座」は他県の方がよく見ていただいているようです。一応私が吹き込んだ土佐弁をWEB上で聞けるようにしています。他県の小学校で先生や生徒さんから、自分のところの方言と、土佐弁とがどう違うか研究したいので、この言葉は土佐弁ではどう言うのかという問い合わせもありました。高知県内からでも、このページでいくつか方言を見つけたけれど、これについては「どういう起源なのでしょうか」とか聞いてこられたりします。結構小学生や、小中学校の先生などから連絡が入ることがあります。
県外が多いようですね。
大野 県内もありますよ。
土佐弁の場合は古語が「ようけはいっちゅうき」(よけい入っているので)関心があるのではないでしょうか。
 
大野 そんな質問もありました。
そういった交流もあるということですね。

大野 そうですね。
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