備長炭加工品とweblogの可能性について
 今週のゲストはOPEN HEAERT 代表の宇賀恵子さん,メンバーの松本和子さん山本由圭さんです。今日のテーマは「備長炭加工品とweblogの可能性について」です。
 はりまや橋サロンを運営されている西岡謙一さんと土佐備長炭の加工品制作や販売の可能性で交流をされています。また「自己表現向上の道具」としてweblogも注目されています。
土佐備長炭の加工品についてです。加工作業と販売もこれからだと思います。なにか思いつかれることはありますか?
山本 そうですね備長炭の加工作業も未知で、悩みました。いろいろみんなで話しまして、これも出来そうだ、あれも出来そうだと頑張っているところでした。
実際に加工品を露店で販売されたとうかがいましたが?
宇賀 西岡謙一さんに紹介されたこともあり、はりまや橋商店街の西岡さんのコーナーの場所をお借りしまして、わたし達の商品を置かしていただきました。それは炭を使って磨く中で、マグネットにしたりとか、土佐紡ぎを使って、タペストリーを造ってみたり、竹細工を使ってそこに立てすにしたりとか、楽器を造ったりとかいろんな形でアイデアを表現しています。
作業でこうすれば、ああすればという事はありますか?
簡単ではないでようが、手ごたえは感じられましたか?
宇賀 そこまで行くのは実は大変でした。最初は手が真っ黒になりますし。その炭の粉はなかなか落ちませんし。どうなるのか不安でした。そんなにしながら山本さんもお話していましたが、大変でした。
はりまや橋サロンに来られていますが、商店街の人や、露天の人、市民の人達との交流などはいかがでしょうか?
宇賀 いままで自分達の子供を商店街に連れ出すことはありませんでした。それが備長炭という西岡謙一さんとの出会いが、はりまや橋商店街へ行くことが気持ちの上でもスムーズに行くことが出来ました。
あそこ(はりまや橋商店街)はビジターを拒まないし、サロン化していますよね。かなりいろんなお話も出来ますし、前向きな話も出来るのではないかと思います。
 子供さんたちもどうなのでしょうか?慣れられましたか?
宇賀 西岡さんがサロンで魚を焼いたりしています。そこで焼いている人達が「これを食べないか」と言われてお皿に入れてくれたりします。子供も喜んで口にしたりします。
 また西岡さんが「交流をするように。障害者同士の交流の場に活用していただきたい」と言われました。
NPOとか公益団体にはりまや橋サロンの一角を使用してもかまいませんと、はりまや橋商店街事務局の福島哲明さんも言われています。サロンに出てこられて交流をされることはお互い良い事だと思います。
 上映運動のチラシを配るとか、活動の広報をされるとか活用されたら良いと思いました。
宇賀 そうですね。活用して行きたいですね。
最近自己表現向上のための道具であるweblogについて。簡単にできるホームページです。
 更新も簡単です。「OPEN HEERT」の活動拡大についても必要であると思います。2月14日には旭障害者福祉センターでも自己表現力向上講座をしました。大変喜んでいただきました。本当の情報バリヤフリーになると思います。

2004年2月14日に旭障害者福祉センターで自己表現力向上講座が、NPO法人ハートリンクコミュニティが講師になって開催されました。参加者は皆、ご自身のweblogを作成いたしました。

 
宇賀 そうですね。情報社会ですので、大事なことですね。子供たちがこれが出来るということになると、交流の機会が広がりますね。自分もOPEN HEARTのホームページなりをこしらえてみたいと思っています。
子供さんたちは、高等部などで、パソコンの実習などをされているのではないでしょうか・

西宮市の青葉園のパソコンルーム。

 

宇賀 しています。授業のなかでも取り組まれています。
パソコンがある程度出来ましたら、WEBLOGだと簡単にホームページが作成でき、また更新が出来ます。なぜこの話題を出したかと申しますと、子供さんたちもWEBLOGで交流の機会が大きくなるのではと考えました。今の子供さんたちは、パソコンなり、携帯電話が交流の為の道具です。親のわたし達のほうがついていけないのが現実ですが・・・・。
 露店やサロンではりまや橋商店街での活動は、OPEN HEARTの輪が広がるように思います。
宇賀 はりまや橋商店街との繋がりはわたし達にとっても大事になると思います。自分達の障害をもった子供たちが関われる人達だけでなくて、一般の人達との繋がりがあることが、大事であると思いました。それははりまや橋商店街に感謝しています。
 はりまや橋商店街も交流は必要であると思います。OPEN HEARTのみなさんが視察された西宮や吹田や横浜の施設も街の中心に近いところにあるように伺いました。学生や商店街の人達が気軽に出入りすることが大事です。
 買い物が出来て、病院が近くにあって、皆が違和感なくお付き合いできることが理想ですね。
西宮市の青葉園の様子です。都市中心部に立地されています。
宇賀 そうだと思います。
土佐備長炭の加工品販売も上手く行けば、OPEN HEARTの自立する可能性も大きくなりますね。
 
宇賀 そうだと思います。
 
露店やはりまや橋サロンでの活動や、報告をweblogなどで行う。その繰り返して実績と自信を持たれ、市民との交流の輪を広めていかれたら良いと思います。