最新情報

最新情報

メーカーの会合に出席しました

 map-kai1_R.jpg 


 2010年11月5日、横浜市で開催されましたジャパンカーボラン社・MAP会に出席しました。全国から弊社のような販売代理店が集合していました。

 今後の防錆塗料の動向や開発製品の説明。各販売店の活動報告などが行われました。

 最近の長期防錆塗料の開発傾向は、VOCの低減化と水系化、無機化だそうです。「有機・無機・ハイブリット塗料」という素材も現れているようです。

 上塗り塗料では、耐候性では、「無機」」のほうが、フッ素よりは優れいぇいます。しかし硬いため、屈曲性に弱く、割れると言う欠点がありました。

 アクリル成分をバインダーのように使用しますと、無機の耐候性が良いという強みが活かされ、屈曲性がアクリル成分で得られるので、塗膜そのものの寿命が格段に伸張するとのこと。

 この「ハイブリット塗料」は実現一歩手前まで来ているそうです。

 また昨今の官公庁では「防錆塗装仕様別生涯費用」を計算するようになっています。鉄構造物の寿命が仮に100年とすれば、その間に何回の防錆塗装で維持できるのかをコスト計算することです。

 この維持管理を意識した考え方は、ローマ帝国が道路や橋や水道を500年維持した社会資本整備のやりかたに1歩近づいたのかもしれません。

 会合は1時から5時まで行われました。その後は会場を移して懇親会を開催しました。各地のいろんな場所で「錆対策」に取り組んでいる人たちと親しく懇談させていただきました。