防錆Q&A

防錆Q&A

バイクのレストアについて1

Q 古いバイクの再生が趣味で日々、錆と戦っています。
古いバイクの再生に錆落としは逃げては通れぬ道で、ワイヤーブラシや
サンドブラストを駆使して錆落としするのですがどうしても限界があり
なにかよい防錆塗料は無いものかとインターネットで防錆塗料で色々と

検索していてweb防錆管理士のHPを知りました。
すると「ラストボンド」という塗料の事が!
なにやら下地処理が完璧でなくても高い効果があるというではありませんか。
すぐにジャパンカーボライン社のHPを検索して調べてみると専門用語が多く塗料に素人の私にはよくわかりません。
 そこで質問なのですが、

この「ラストボンド」をクルマやバイクのフレーム等の下塗りとして使用しても大丈夫なものでしょうか?
また、「ラストボンド」の上塗りとしてサーフェーサーを塗った後に
一般に販売されているウレタン塗装(パナロックなど)は可能なものでしょうか?

建築塗装等がご専門の様ですが、お分かりになる範囲で結構です。
教えていただければ幸いです。

 

A お問い合わせありがとうございました。
 バイクの再生ですか。具体的に実施したことがありません。、

一般論になりますが。
 メーカーの製品データは、一体誰を対象に文章を書いているのかわかない
しろものです。私が田舎に住みながらホームページをこしらえようという動機がそこにあります。(どのメーカーも同じです。国語力がなさすぎます。)

 さてラストボンドの件。これは、「錆に浸透するオーバーコーティング材」と言われています。なにやら余計にわかりにくい説明ですね。
 施工要領で説明します。
 適当な錆落とし作業をします。そのうえにラストボンドを刷毛で塗ります。

シンナーはありません。無希釈で塗ります。しかしあまり膜はつきません。

それは、ラストボンドはほとんど錆面に浸透してしまうからです。
 錆落としをしてもどうしても錆は残ります。その錆にラストボンドは浸透し、

錆を押さえ込み、同時に「足場」をつくります。
 上塗り塗料を付着しやすいように「基礎」をつくります。ですので、

上塗りとしてエポキシ系塗料や、ウレタン系塗料は塗装できます。

サーフェーサーはどの系統(ポリエステル系)などか不明ですが、おそらく塗られても大丈夫とは思います。

 

 使用事例は屋外での現場で施工しています。通常ブラスト打ちする

電力会社の水圧鉄管外面ですが、旧塗膜が活膜(それほど痛んでいない場合)や、大規模な錆落とし作業が出来ない現場で使用されました。

 

 上記紹介事例ですが、上塗りではウレタン塗料が塗装されています。

 一般論での回答に終始し、申し訳ありませんでした。