防錆Q&A

防錆Q&A

航空標識設備の防錆対策について

Q  錆補修についてご意見を伺いたくメールいたします。屋上にGPSのアンテナが設置されており、その配線部分に鉄製の約20cm四方のBOXが設置されております。雨ざらし状態で、上塗りのペンキが部分的に剥離し、腐食が進んでいるため、補修を考えておます。予算の面から、自営での補修を考えており、いざ塗装を施すとしても、どのペンキを選んだらよいのかわからず困っております。

 理想としては、下地処理があまり必要ではない、錆転換剤とか防錆塗料みたいなものがよいのではないか?と思っているところです。こちらのHPで拝見したカーボマスチック15Jなど良いのではないか?と思ったのですが、ご意見を頂けたらと思っております。よろしくお願いします。

 

 

A  錆転換剤という材料は取り扱ったこともございませんし、塗料屋の立場ですから効用については分かりませんし、コメントできません。

 「カーボマスチック15J」につきましては、多数の実績があります。下地処理はどんな塗料でもそうですが、再塗装の場合は入念にしてください。それでも人間がやることですので、十分い錆落としの出来ない場所もあることでしょう。

 カーボマスチック15Jは、錆層深く浸透し、錆を押さえ込む効果がある防錆塗料です。きちんと塗装すれば長年の実績があり、はげたり、めくれたり、錆が出たりのクレームは今まで皆無でした。

 カーボマスチック15J 3回塗りの実績

https://www.nc-21.co.jp/case/post_26/

 カーボマスチック15J 2回塗りの実績

https://www.nc-21.co.jp/case/post_20/

https://www.nc-21.co.jp/case/post_19/

 カーボマスッチック15Jは高性能の防錆塗料ですが、塗装にはしろうとさんでも、ちゃんと処方通り塗装していただけば、期待通りの防錆効果はございます。

 前置きが長くなりましたが、管理なさっておられる鉄製の約20cm四方のBOXが錆びているということでした。

 カーボマスチック15Jを使用された場合の手順です。

 錆落とし作業は、入念にしてください。剥げそうな旧塗膜、錆は可能な限り除去してください。その場合は塗膜の「生死判定」が必要です。簡単にできます。

https://www.nc-21.co.jp/consulting/consulting1/

 その判定で「死んでいる」塗膜はご面倒ですが、はがさないといけません。
「生きている」と判定された塗膜は、表面をワイヤブラシなどで「目荒らし」をされて、その上からカーボマスチック15Jを塗装します。

(目荒らし作業と申しますのは、「生きている」塗膜の表面は大変硬くなっているからです。そのままでは塗料の付着が悪いので、「足がかり」をつけるために目荒らし作業をします。

 塗装方法については以下を参考にしてください。

https://www.nc-21.co.jp/products/carbomastic/

 道具などについては以下を参考(100円ショップなどでそろいます)

http://map21.cocolog-nifty.com/blog/cat34059347/index.html