防錆Q&A

防錆Q&A

官公庁仕様の規格は取得されておられますか?

Q ラストボンドSGカーボマスチック15Jは、防錆力があり、実績がたくさんあることは、よく理解できました。ただ役所関係の工事に場合は、JIS規格や各種官公庁の規格に入っていないのではないでしょうか?
 
 「入っていなければ」高性能の防錆塗料でも官公庁の工事では使用できませんが・・。

 
 
A 確かにそうですね。今までも国土交通省からも何度も問い合わせがあり、現地調査や、塗り替え仕様提案書も提出してきました。「規格外」であったために悔しい思いをしてきました。
 
 この度、メーカーのジャパンカーボライン社が国土交通省のNETIS(民間企業などで開発された有用な新技術をデータベース化し、HPでの公表を通じて広く情報提供する。同時に公共工事などにおいて積極的に活用、評価し技術開発を促進していくためのシステムです。)
 
 New Technology Information Systemの頭文字をとり、NETIS(ネティス)と言います。
 
 取りあえずはラストボンドSGだけですが、他の塗料も今回の承認を契機に申請をしているところです。
 
 NETIS ラストボンドSGのホームページ
 
 
 ラストボンドSG以外に、カーボマスチック15J,カーボマスチックカラー2、シロキサンエースHBが、新たにNETISに登録されました。
 
 技術名称は「ポリシロキサン系ハイブリット塗料による鋼構造物の延命化と腐食対策」です。
 「厚膜形浸透性エポキシアルミ塗料(カーボマスチック15J)を用いた、塗り替え工事の省工程化と構構造物の長寿命化」
 
「従来のフッ素樹脂塗料ではなく、上塗りに有機—無機ハイブリット型塗料を持ちいた事で、フッ素樹脂塗料と比較して美観・光沢が長期間にわたり保持される。」ことです。