防錆Q&A

防錆Q&A

カーボマスチックシンナーについて

Q  防錆塗料であるカーボマスチック15Jですが、カーボマスチックシンナーの添加量(希釈率)はどれくらいなんでしょうか?

 

 

A(希釈率)について
 
 温度によって異なります。30度の場合は0%から5%以内です。夏場(30度の気温帯)では、塗料の粘度も下がっています。無希釈でも塗装は可能です。
 
 添加する場合でも2%以内にしてください。
 
(刷毛やローラーについて)
 
 原則使い捨てにしてください。安物の刷毛などで構いませんので。100円ショップの刷毛でも構いません。
 
(可使時間に御注意ください。)
 
 夏日(30度)になりますと、カーボマスチック15Jのようなニ液混合型の塗料は、可使時間(2液型塗料は硬化反応で、塗膜を形成する。時間を経過すると発熱し粘度が上昇し、遂には塗装作業が出来なくなる。)が短くなります。
 
 カーボマスチック15Jは30度で1時間とのことですが、缶を日向に置いて作業などしていますと、もっと短くなります。
 
 可使時間を過ぎますと塗料は粘度が高くなり、ついには塗装できなくなります。その場合は熱をもっています。塗装されていて塗りづらいと感じても「絶対にカーボマスチックシンナー」を添加しては行けません。
 
 ねばくなったカーボマスチック15Jは熱をもっています。その状態にカーボマスチックシンナーを添加しますと沸騰し噴きあがります。やけどなどの危険性もあります。
 
 絶対にシンナーを添加しないでください。