防錆Q&A

防錆Q&A

錆びている施設と、そうでない施設があります

 鉄構造物を維持管理されている部署の方からお問い合わせがありました。

Q  同じ環境にある施設ですが、錆が酷い施設とそうでない施設があります。考えられるとすればどんなことがありますか?

 またタールエポキシ塗料の防錆力についてのお問い合わせもいだきました。

 

 

A  現場を見ていませんので一般論での回答になります。可能であればメールに写真などを添付いただきましたら、より詳しい判定ができますので。

1)施設ができた頃の塗装履歴はわかりますか?
  高価な施設でありましても、塗装には無頓着な場合があります。施設のメーカーによって塗装仕様が異なっている場合もございます。
  一般的には油性錆止+合成樹脂調合ペイント塗の耐用年数は2年程度です。

2)塗り替え時の塗装時の施工。
  錆落としが不十分であったり、屋外では午後3時以降も作業し、結露にあってしまったりしますと、塗膜の寿命が想定より短くなる場合があります。

3)今回維持管理に使用される塗料は、防錆効果のあるカーボマスチック15Jをお薦めします。

4)タールエポキシ塗料ですが、防錆力はありません。もともとは船舶用の塗料で、バラストタンク(荷物を降ろした後、海水を入れるタンク)に使用される塗料でした。
  船舶ですのでブラストを打って施工されます。耐水性はありますが、防錆力はありません。
  ノンブリード型の黒ではないタイプもありますが、防錆力はありません。

 将来のことを考えるのであればカーボマスチック15Jをお薦めします。