防錆Q&A

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ラストボンドSG(一般用)の保存期間は?

 
Q  以前ラストボンドSG(’一般用)を購入しました。
 使い切れずそのまま保管して2年ほど経ったのですが、先日中身を確認したら固まったりはしておらず、塗装自体は可能そうな様子でした。
 
 ラストボンドSGの保存期限は1年程度とよくある質問で拝見しましたが、それ以上経ったラストボンドSGは防錆性能等に支障があるのでしょうか。
 
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A   一般的に塗料の品質保証期間は1年です。原則はお買い上げになれば、出来るだけお早く使用なさってください。原則ご購入後半年以内にご使用なさってください。
 
 お客様の事例は、大変幸運であったと思われます。ラストボンドSGは、A液は黄緑っぽい飴状の液体です。こちらが液体化している状態であればまずは大丈夫です。
 
 B液は薄茶色っぽい液体。多少顔料分があるので底に沈殿している場合があります。よくかき混ぜて、購入時のような色の液体状になれば大丈夫です。
 
 ただし少ないとはいえラストボンドSGは溶剤が含有されています。その溶剤分が長期間の在庫している間に抜ける可能性があります。塗料の配合比率が狂う可能性が出て来ます。大幅に狂えば混ぜ合わせても硬化乾燥しなかったり、仮に硬化乾燥しても表記されている防錆塗料の性能が発揮できない可能性もあります。
 
 ですので塗料の品質保証期間はメーカー製造後1年となっています。お早めにご使用ください。ご購入後半年以内にご使用ください。無難ですので。
 
 
(よくある質問より 「ラストボンドSGは開封後保存は可能ですか?」)
 
 
 2年経過して使用できそうなら塗装してみてください。ただしそれは「自己責任」の世界です。わたしも2年以上経過したラストボンドSGを塗装したことがあります。
 ただしそれは工事用の物件なのではなく、会社の倉庫の鉄骨や鉄の階段部です。自分で責任がとれる箇所に限られています。
 
 この説明はラストボンドSG(一般用)の場合です。ラストボンドSG冬期用は上記のように小出しの使用は原則できません。詳しくはラストボンドSG冬期用の記事をご参考下さい。