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車の”塩害”も心配ですね

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北からだんだんと冬になりつつあります。暖冬傾向でしたがさすがに、11月も終盤になりますと寒くなりますね。
 
 暖かいとされている四国でも山間部は積雪の可能性が高まります。山岳高速道路である高知自動車道路や徳島自動車道路では、凍結防止剤(塩化カルシウム剤)が配備されるようになりました。
 
 凍結防止剤は、塩ですね。安価な工業製品です。これを冬場の道路に振りまきます。降雪があっても凍結しにくくなります。でもこれは「塩水噴霧試験」を一冬やっているようなものです。
 
 自動車の裏側の下部の部位やタイヤ周りは塩水が跳ね返り、後で錆がは発生するようになりますね。真冬のシーズンは仕方がありませんが、シーズンが終わり、冬用タイヤからノーマルタイヤに履き替える季節になりましたら、車の下部の防錆塗装をされてください。
 
 適用する防錆塗料は、ラストボンドSGか、カーボマスチック15Jです。
 
 2つの防錆塗料とも雪国地方の皆様にはご愛用されています。
 
 シーズン明けに防災塗料としてご活用ください。
 
1)ラストボンドSG(一般用)の特色
 
〇刷毛塗で手軽に塗装できます。錆層深く浸透し錆を抑えます。
 
〇スプレー塗装は出来ません。
 
〇2液混合型のエポキシ塗料です。混合比率は体積比率で1対1です。簡便に塗装可能です。
 
〇ラストボンドSGは、「錆には強いが、紫外線には弱い」特色があります。
 必ず上塗り(お手持ちの塗料でかまいません。原則なんでも構いません。)を上塗りしてください。
 
〇ラストボンドSG(一般用)は、400Gで約4・4平米、1KGで11・1平米、4KGで44平米塗装可能です。
 
〇ラストボンドSGは、10度以下の低温では乾燥硬化いたしません。
 暖かい日に塗装されてください。
 
 
2)カーボマスチック15Jの特色
 
〇2液混合型のエポキシ塗料です。体積比で1対1で混合してください。
 
〇5度以上の気温であれば硬化乾燥します。
 
〇容量は10KGセットのみしかありません。
 
〇スプレー塗装は可能です。
 
〇そのまま屋外部でも使用可能です。屋根やタンクや鉄構造物に使用されています。
 
 雪国地方の皆様は、季節が良くなれば、ラストボンドSGやカーボマスチック15Jにて、車の防錆塗装をご検討ください。
 
*板金塗装業者様のような、強制乾燥装置があれば、この限りではありません。ただし、温度は80度以下にしませんと塗膜が耐えられません。塗装され、40度程度の温度帯で乾燥硬化されれば良いと思います。
 
*2つの塗料とも耐熱温度は80度以下です。https://www.nc-21.co.jp/products/carbomastic/