防錆Q&A

防錆Q&A

海に近い建築鉄部の防錆塗装について

Q 当地は、潮風が強く、建築物・屋外の機械搬送関係がすぐに錆びてしまいます。環境整備の観点(働く人にとって快適な作業環境・安全な職場環境を創る)ために定期的に、塗装をしております。

目的は

1)錆を塗装することで、建物を機械を長く使いたい。
2)錆をそのままにしておくと、ぶつけて塗装が剥げても、手当てをしない。
3)安全対策(製品の品質・安全な作業)
4)いつもきれいになっていると、お客様が会社訪問されても、安心される。

 建物は高さがありますので、屋根及び建物はペンキ屋さんに、お願いして青色に塗ってもらっていますが、業者によって値段が行って帰ってくるくらいに違います。安いのはシンナーで薄めている、又は、下地処理が足らないので、塗りなおしの間隔が短いのだと思います。
 建築物はシルバーを塗りましたので、開放部に関しては約10年後にペンキ屋さんに依頼しました。(10年維持できました)

 機械関係は、5月の暇な時に、社員でペンキを塗っております。
これまで、15年間ケレン後、DIYで錆止め(赤色)を買い、機械メーカーからその塗料(アクリル)を買い、機械全体の色を揃える様にしました。10年くらい前から、ケレン後の錆硬化剤を使用しております。
アポリ何とかという名称。乳白色⇒黒色

 今考えるに、どうもこのやり方は、間違っていたと思います。
機械が止まる時間・これに掛かるケレン及びペンキ代・人件費。
 今年からは、丸太の集積止めの鋼材に ハイポン20エース(日本ペイント)を鉄工所に塗ってもらいました。
今、インターネットで調べるまでは、錆止め剤であるとは知りませんでした。

まず教えてください。


1)まだ1缶残っています。ハイポンエースはあくまでも錆止めでしょうか?耐候性が悪く、紫外線で黄変・チョーキングするとあります。

ならば、上塗りの塗料は何がよろしいでしょうか?

2)屋外に露出している搬送機械に関して、全く塗装のやり方を変えたいと思います。
どんな方法がよろしいでしょうか?
 素人の為、ケレンがいい加減
 サビ止め塗料・上塗り塗料の選択が間違っていたと思います
浸透性サビ固め塗料?が良いように思いましたのでおたずねしました。

 

 

A なかなか研究熱心で感心しました。「防錆塗装」に関心を持たれるオーナーや施主皆様の増加は大変良いことだと思います。 わたしがホームページを作成した目的もまさにそこにあります。

 自宅や工場設備や店舗やアパートなどの防錆塗装について、施工業者任せではなく、オーナーの皆様が高い関心を持たれることはとてもよい事です。そのサポートができれば幸いです。

 ハイポン20エースは俗に「変性エポキシ塗料」と言われている二液型のエポキシ塗料です。
 通常のエポキシ塗料は錆落とし作業を相当厳しくしなければなりません。変性エポキシ塗料は各社競い合っています。ハイポン20エースは2種ケレン程度で塗装できるとあります。
2種ケレンと申しましても何がなんだかわからないと思います。わたしのサイトでは解説しております。(ご参考まで)

 鉄面の状態と素地調整について表示  https://www.nc-21.co.jp/faq/rust_grade/

 エポキシ塗料は耐久性に優れています。但し欠点はご指摘のように紫外線に弱いことです。
「上塗りは」耐候性能の良い二液型のウレタン塗料が良いと思います。

 弊社のお奨めは「ラストボンド+カーボマスチック15J+カーボタン234HS」です。
 

 

 海岸近くの地域についてホームページで調べました。海に面して風光明媚なところなのですね。
反面、風が強そうで潮風が吹くのでしょうね。海岸から500メートル以内は塩分の影響を受けると言われていますから。
 塗料でも「塩水噴霧試験」という項目があります。防錆塗料の耐久力を調べるためですね。

 考え方を整理します。

1)従来の油性錆止め(ホームセンターなどで購入された錆止め塗料)+ペイント 仕様では耐久年数は約2年です。

2)ハイポン20エース+上塗りの場合は5年が目安でしょう。


  素人目に錆がわかるのは7、8年経過してからですね。


3)ラストボンド+カーボマスチック15J+カーボタン234HSの場合は同じ目安では10年でしょうね。査定に厳しい電力会社に採用されていますから。錆落としが的確であれば寿命はもっと延びると思います。

 私のサイトは現場に行き塗装立会いをし、業者と一緒にサイト構築もしてきました。サイト構築のプロではありませんが、現場を踏まえた制作をしています。あちこちと見ていただきましたら幸いです。

長期防錆設計プラン

 実際には現地の誠意ある塗装業者に現場を見せて見積もりを取るべきでしょう。