サビ問題解決事例

サビ問題解決事例

カーボマスチック15Jにて自社工場鉄骨部を防錆塗装(静岡県)

質問

築16年の自営工場内の塗装を個人でやろうといろいろと調べており、カーボマスチック15Jに大変惹かれました。
つきましては施工にあたり購入したいのですが直接購入可能でしょうか?また、必要な量も見当が付かないのでアドバイスいただけると幸いです。
メールにてご連絡いただけましたら工場内詳細画像を送らせていただきますので宜しくお願いいたします。
この機会に長持ちする施工をしたいと考えておりますが、手間も極力抑えたいです。宜しくお願いいたします。

回答
数あるホームページのある中で、
弊社サイトを閲覧いただきありがとうございました。
また質問もいただきました。担当の西村健一と申します。
質問ありがとうございます。おかげさまで弊社サイトもいろいろなお立場の人達が閲覧しています。
塗料の購入は可能です。 同様のお問い合わせは各地から何件もありました。
そのなかで小長谷様はガソリンスタンドの経営者の方です。

スタンドの屋根の部分をご自分で塗装されました。
ご自分で自社工場を防錆塗装 マイホームも塗装された人もおられます。
神奈川県湘南地方のYさんからのお便りです。
メールでやり取りし、防錆塗装を決断され実施されました。
*ちなみに塗料ですがカーボマスチック15Jです、1セットで刷毛塗りであれば1回塗りで55㎡塗装できます。  
2回塗りですと半分の27㎡です。1㎡あたりの塗料の使用量は0・18kgで計算しました。

*錆が酷い場合には下塗りに小長谷様がされましたように ラストボンドSGを塗装すれば万全ですね。
ラストボンドSGですが4kgセットです。1セットで44㎡塗装できます。
1㎡あたり0・09kgが使用量で計算しました。

*長期防錆塗料ですが、ペイント塗装のプロでなくても簡便に塗装でき、期待どうりの防錆ができます。
*また何かあればメールください。


T様

お世話になります。
早速のご連絡ありがとうございました。
施工は鉄骨部分と梁、天井全面の24坪の建物内部です。
画像は天井部分と外壁桟部分の一番酷いところです。
出来ればカーボマスチック15Jのみの施工で済ませたいのですが画像の桟部分にはラストボンドSGも併用しないと厳しいでしょうか?
面積的にカーボマスチック15Jは2セット必要ですね。厚塗りしたらちょっと足らなそうで心配ですが・・・
仕事上、機械稼動の都合もあり業者依頼は厳しそうですしコストもかかりますので、頑張って自分でやってみたいと考えております。
錆びた鉄骨を見るたびに憂鬱になる毎日から早く開放されたいものです(笑)
 

西村
写真を見せていただきました。様子がわかりました。
想像していたより錆は酷くはないなと思いました。
天井部が多いようですね。それとC型鋼というのでしょうか。
結構面積があるやもしれませんね。

画像は天井部分と外壁桟部分の一番酷いところです。
> 出来ればカーボマスチック15Jのみの施工で済ませたいのですが
> 画像の桟部分にはラストボンドSGも併用しないと
> 厳しいでしょうか?
> 面積的にカーボマスチック15Jは2セット必要ですね。
厚塗りしたらちょっと足らなそうで心配ですが・・・

この部位につきましては

  1. 出来るだけ丁寧に錆落としをします。
  2. 可能であればディスクサンダーを使用してください。
  3. ディスクサンダーが使用できない部位は、
    ワイヤブラシなどで錆を丁寧に除去してください。
    あと古い塗装面(塗膜)の生死判定をしてください。

簡単に出来ます。
塗膜の「劣化度」判定についてそれで「生きて」いるようでしたら、
埃を除去し、表面をワイヤブラシで擦ります。
「死んで」いる塗膜は丹念に除去してください。
もししないで塗料を塗装しますと後ではげたりします。
「生きている」塗膜についてです。
塗装面は時間の経過とともに表面が硬くなっています。
表面を傷つけることで、今度塗装される塗料の「足がかり」をつくる」ためです。大事な作業です。
それから埃なども塗装の大敵です。丹念に除去してください。
また天井部分は、ローラーに長柄をつけたもので塗装されると簡便に早く塗装できます。塗装しにくい箇所は刷毛で塗装します。刷毛も2種類用意してください。細めの柵塗装する刷毛と、大き目の刷毛。1度使用したら使い捨てをすればいいので、安い刷毛でかまいません。ローラーのカバーも1度使用したら使い捨てです。

錆びている箇所ですが

  1. 錆落しを丁寧にします。
  2. カーボマスチック15Jを刷毛で塗装します。
  3. 乾燥後ローラーなどで塗装します。

つまり錆の酷い場所だけカーボマスチック15Jを2回塗りされたら良いと思います。 ラストボンドは使用しなくて良いと思いました。

面積的にカーボマスチック15Jは2セット必要ですね。
厚塗りしたらちょっと足らなそうで心配ですが・・・

机上の計算では足りるとは思います。
ただ天井部が多いようですし、凹凸部があるようですし、
表面積が多いかもしれませんね。
それから錆の部位が多いと鉄骨面の凹凸になり表面積が増えます。
またカーボマスチック15Jは錆面に浸透していく性質ですので、その分使用量も増えます。

仕事上、機械稼動の都合もあり業者依頼は厳しそうですしコストもかかりますので、頑張って自分でやってみたいと考えております。

少しずつ無理のない範囲でなさればよいと思います。
塗装作業にかかる前の下準備は入念になさってください。
壁の部位や天井部の錆落し作業をしますと、錆や古い塗膜がはげて下へ落下します。機械や床面に落とさないように、敷物や養生が必要です。
塗装の場合も同様です。段取り5割。錆落し作業2割。塗装作業1割。後片付け2割。の要領です。

T様

細かなアドバイスありがとうございました。
思ったより酷くないとの事で少し安心いたしました。
寒くなると天井外周部分が結露しやすいので、速やかに実施したいと思います。
取り急ぎ天井外周部分から実施し、天井中心部、そして外壁桟部分をボチボチとやっていこうと思います。
塗装色についてですが、今までうす緑だった部分へのカーボマスチック15J塗装でシルバーになりますが、もし違和感が強く上塗りするような場合のカーボマスチック15J塗装後、いつまでに上塗りする等の注意事項はございますか?
また上塗り塗料は通常の油性ペイントでよろしいですか?
いろいろ質問ばかりですみませんが宜しくお願いします。
カーボマスチック15J、予定通り本日届きました。迅速なご発送ありがとうございました。

ご依頼の件ですが、週末の合間に施工いたしますのですべて終わるまでかなり日数を要すると思いますがそれで宜しければ要所の写真を撮っておくようにいたします。現在、必要な機材(足場等)をどのようにするか検討、手配中です。
カーボマスチック15Jを選ばせていただいたのは再塗装下処理の手軽さと防錆効果が高そうな商品であり1度塗り(アドバイス頂いたように錆びの酷いところは同塗料2度塗り)で済みそうだったからです。
また、セプター101等を使用して上塗りをする場合と比べて塗料代も安く上がりそうです。ただ、通常の施工方法やセプターを使用した場合とカーボマスチック15Jとで長期間の防錆効果の比較が定かではないのが不安です。自分で塗料を選んで施工して20年後、現状より状態が良ければ最高なのですが・・・。


通常の施工方法の「錆止め、上塗り」と「カーボマスチック15J」の長期間(10年以上)の比較があるといいですね。
カーボマスチック15Jを選ぶ人は作業の楽さより長期間の防錆効果のが選ぶ上で重要だと思います。特に個人でやろうと考える人には、このような作業は一生に1回で済ませたいのですから・・。
最後になりますが、鉄骨造の建物を作るのに最初からもっと防錆効果のあるものを塗って欲しかったと、今となって後悔しております。でもその時には鉄骨の錆、塗装について無知でしたので考えもしなかったです。
 

西村
早速のご協力ありがとうございます。

ご依頼の件ですが、週末の合間に施工いたしますのですべて終わるまで かなり日数を要すると思いますがそれで宜しければ要所の写真を撮っておくようにいたします。

ご自分のペースでなさってください。
また「塗装履歴」を残すことは後で大事になります。
電力会社でも担当者の引継ぎがなく、10年前の塗装履歴がわからない事例が多くありましたし。古い塗巻が何というメーカーの何という塗料なのかが判明すれば、次回の塗装計画はスムーズにできますね。橋梁や歩道橋などではどのような塗料でいつ塗装されたのか表記されていますし。

カーボマスチック15Jを選ばせていただいたのは再塗装下処理の手軽さと防錆効果が高そうな商品であり1度塗り(アドバイス頂いたように錆びの酷 いところは同塗料2度塗り)で済みそうだったからです。また、セプター101 等を使用して上塗りをする場合と比べて塗料代も安く上がりそうです。

セプター101という塗料ですがサイトで確認しましたが、よくわかりません。 「一液型の湿気硬化型ウレタン系塗料」のようです。 性能表も実験結果も表記されていませんので、コメントのしようがありません。
それにしてもずいぶん高価な塗料のようですね。

ただ、通常の施工方法やセプターを使用した場合とカーボマスチック15Jとで長期間の防錆効果の比較が定かではないのが不安です。自分で塗料を選んで施工して20年後、現状より状態が良ければ最高なのですが・・・。

 通常の施工方法の「錆止め、上塗り」と「カーボマスチック15J」の長期間(10 年以上)の比較があるといいですね。

ご指摘のように「比較表は」こしらえないといけないでしょう。
わたしの自作したホームページは自分の現場での経験をもとに仕事の合間にこしらえました。パソコンのこと。ホームページのことなどなにもわからないままにどんどん作成していきました。無計画に拡大した都市のように「わかりにくい」箇所もあろうかと思いました。T様のご指摘はもっともです。

特に個人でやろうと考える人には、このような作業は一生に1回で済ませたいのですから・・。

そうであると思います。かつて電力会社にもそういう観点で提案しました。 「鉄塔塗装に関する見解について」それを個人や事業主の皆様にわかりやすく提案しなければと思いました。ありがとうございました。

最後になりますが、鉄骨造の建物を作るのに最初からもっと防錆効果のあるものを塗って欲しかったと、今となって後悔しております。でもその時には鉄骨の錆、塗装について無知でしたので考えもしなかったです。

最近よく設計士や施主のほうから新設時の問い合わせがあります。
無頓着ですと以下のようになりますし。なんにも知っているはずの建築設計士が防錆対策では無知なのです。めっき工場のオーナーを説得しまして、最初から鉄骨部にカーボマスチック15Jを塗装していただきました。
取引のある製紙工場でもそうです。写真を見せていただきましたが、T様の工場鉄骨ですが、カーボマスチック15Jを塗装すれば、塗り漏れさえなければ20年程度は大丈夫と思います。
ボルト部や錆びている箇所を入念に増し塗りすれば大丈夫でしょう。塗装されていて塗りづらい場所から錆びるものです。

参考資料「こうなる前に防錆対策を」
そういうことで今後ともよろしくお願いします。

T様

昨日、下地処理をし本日2坪ですが塗装してみました。
使用した量は茶色液 約920g 銀液 約750gです。

  • 開封後良く攪拌し使用しない液は別の蓋付きペンキ缶に保管
  • 2液を混合し凸凹が多いので刷毛6、ローラー4の割合で使用
  • 開始から2人で不慣れなせいもありますが2時間30分かかりました
  • 時間がかかりすぎて最後にはペンキが固くなりかけてしまいました
  • ローラーで塗るほうが手早く、綺麗でペンキの使用量も少ないようです
  • 粘度が高く鉄板と鉄板の合わせの隙間を上手く塗れませんでした
  • 刷毛一度塗りで厚くしっかり塗れて防錆効果が期待できそうです 質問です
  • 銀色の液体も混合前によく攪拌しなければいけませんか?見た感じ分離等しているようには思えませんでした。
  • ローラーで塗ると塗膜が薄くても綺麗に塗れてしまいますが問題ないですか?

次回からは塗る時間も考えて、最初に混合する量を今回の半分にしようと思います。おそらく2セットでは足りないと思いますので、また後日、注文させていただくと思います。それでは、また作業が進みましたらご連絡申し上げます。次回も週末作業の予定です。それでは、失礼いたします。
 
 

西村
週末の作業お疲れ様でした。写真を見せていただきましたが、とても丁寧に塗装されておられます。

開始から2人で不慣れなせいもありますが2時間30分かかりました 。
二液混合型塗料の場合は、「可使時間」(かし時間)というものがあります。
塗料として使用できる制限時間です。 30度で約1時間。20度で2時間とカーボマスチック15Jはされています。

時間がかかりすぎて最後にはペンキが固くなりかけてしまいました。
それはタイムオーバーです。
その状態では増粘して塗装できない状態の直前です。

粘度が高く鉄板と鉄板の合わせの隙間を上手く塗れませんでした。
塗装された後で、忘れずにチェックされ、後から塗り漏れがあれば再塗装されれば良いと思います。質問がございましたので回答させていただきます。

銀色の液体も混合前によく攪拌しなければいけませんか?見た感じ分離等しているようには思えませんでした。
混ぜていただいたほうが良いです。 どんな塗料でも顔料分は重く、樹脂分は軽いので、分離する傾向にあるからです。

ローラーで塗ると塗膜が薄くても綺麗に塗れてしまいますが問題ないですか?
問題はないと思います。
標準使用量は刷毛が190グラム/㎡で、ローラーは270g/㎡です。ぼてっとついて転がす感じでローラーは塗装します。塗り漏れがなければ大丈夫ですが、薄くて気になるようでしたら塗装後に点検されもう一度塗装されたら良いと思います。そのローラーで薄く塗った箇所が錆もなく、古い塗膜も活膜(生きている塗膜)であれば大丈夫であると思います。

刷毛一度塗りで厚くしっかり塗れて防錆効果が期待できそうです。
乾燥硬化しましても他の塗料のように後やせ(塗装直後は厚膜のようですが、乾燥しているうちに溶剤分が蒸発、薄い膜にしかなりません。)しません。 段取り5割、錆落し2割、塗装1割が作業です。二液混合型ですので、朝混ぜた塗料は昼までに。午後混ぜた塗料はその日にうちに。使い切ってください。
翌日は塗装できません。普通のペイントと異なるとところはそこだけです。またなにかありましたらお気軽にどうぞ。

T様

塗装、少しずつですが順調に進んでおります。(天井部分1/4済)
足場を組んで上面の作業になりますので結構大変ですが、1度塗りで済みますしカーボマスチック15Jは下処理が楽なので非常に助かります。
奥まった届かない部分に塗れないのが残念ですが、塗り残しの無いよう丁寧にやっております。
だんだんと仕上がってくる様子は見ていて楽しくなりますね。まだまだ時間がかかりますが事故のないよう頑張ってやりたいと思います。 では、経過報告まで・・・
西村
写真の送付ありがとうございました。
実に丁寧に塗装されている様子がわかります。

奥まった届かない部分に塗れないのが残念ですが、塗り残しの無いよう丁寧にやっております。
可能な限り塗り残しのないように塗装してください。
また鉄骨部で錆びている箇所は、錆落しをされ、カーボマスチック15Jを刷毛でその箇所を先に塗装するようにしてください。 「先行補修塗装」といいます。錆びている箇所をあらかじめ刷毛で先行して塗装。後からローラーなどで全体を塗装します。 そうすれば塗り残しはなくなります。また錆びている箇所のカーボマスチック15Jの膜厚が厚くなりより防錆効果があがりますので。
大変な作業であると思いますが、お怪我のないように作業をなさってください。

T様

塗装は週末の作業ですが順調に進んでおります。工場内の1/3がやっと終わりましたがどうやら塗料が足らなくなりそうです。凹凸や桟部分があり予定よりかなり多く消費しております。
思ったより塗料代がかかってしまいますが説明のような浸透性の良さも実際に確認出来、信頼できる塗料だと期待しております。
寒くなってきましたが冬季用硬化剤(WG)塗料と通常のとどちらがいいのでしょうか。
室内作業は11月中に終わりにする予定で作業を進めてますが恐らく室内温度は暖房無しで15度は下回らないと推測しております。
外気温との差がありすぎると結露の原因 にもなりますので暖房は極力使用しないつもりです。外階段の塗装も予定してますので20kは必要になる(室内10k、階段10k)と計算しておりますが、 室内作業が終わってから年内に外階段をやるのであれば10kは冬季用硬化剤WG)のが良さそうですね。時期的に階段を来春以降にするか、プランニングに悩むところです。
西村
また質問をいただきました。

寒くなってきましたが冬季用硬化剤(WG)塗料と通常のとどちらがいいのでしょうか? 室内作業は11月中に終わりにする予定で作業を進めてますが恐らく室内温度は暖房無しで15度は下回らないと推測しております。 外気温との差がありすぎると結露の原因 にもなりますので暖房は極力使用しないつもりです。 外階段の塗装も予定してますので20kは必要になる(室内10k、階段10k)と計算しておりますが、室内作業が終わってから年内に外階段をやるのであれば10kは冬季用硬化剤WG)のが良さそうですね。 時期的に階段を来春以降にするか、プランニングに悩むところです。
高知のような比較的暖かい地域では都市部では一般用。 ただし山間部は冬季用(WG)です。お客さんに販売する場合は状況を聞いているのが今の時期です。
お客さんによっては、冬でもないのにわざわざ「冬期用(WG)」をご指名してくるお客さんもいます。 それは硬化反応時間が早いので、作業の段取りからそうしている業者もいます。
ネットで温度を見ていますがT様の地域ではどちらもOKでしょうが、外気温の15度がだいたい境目です。つまりどちらのタイプも時期的に今は併用可能です。
弊社在庫のカーボマスチック15Jもグレーは冬用(WG)にしました。外気温が最高気温が10度以下になると冬型です。
参考までにメーカー作成の「塗装要領書」を添付しました。ふだん使用しない拡張子です。万が1見れないようでしたら ご一報ください。別の方法で送信します。

T様

詳細なアドバイスありがとうございます。添付ファイルはサーバーで弾かれてしまい残念ながら受信できませんでした。
WGと通常の硬化時間が違うことは分かりましたが可使時間に違いはありますか?また硬化時間が早いメリットとデメリットってなにがありますか?
今日、外階段の状況を詳細に確認したところ補修がかなり 必要であることがわかり、すぐに塗装にかかれない状況にあることが判明いたしました。 補修後の塗装になりますので、10kは通常で10kはWGでお願いしたいです。
問題の外階段ですが滅多に使わないので気が付くのが遅れてしまい ました。というのも築13年目の3年前に業者に塗装してもらっていたので錆に対して安心しきってました。ですが、画像の通りで下地処理の悪い(してない)作業が原因?で塗装内側で着実に錆に侵食されていたようです。
いろいろお手数お掛けしますが宜しくお願いします。
西村
写真を見せていただきました。屋外階段ですが、意外に錆が進行してるようですね。
周囲の環境も田園地帯で環境も良いとは思いますが。海浜部や工業地域よりも塗装は倍は持つはずですが。

問題の外階段ですが滅多に使わないので気が付くのが遅れてしまいました。 というのも築13年目の3年前に業者に塗装してもらっていたので錆に対して安心しきってました。 ですが、画像の通りで下地処理の悪い(してない)作業が原因?で塗装内側で着実に錆に侵食されていたようです。
写真で見ますと溶接部の箇所が錆が進行しています。写真2などは結構錆びています。
可能であればの話ですが、その錆びている部位だけでも、屋内部を塗装されるついでに、錆落としを入念にした上で カーボマスチック15Jで塗装されたら良いとは思います。その場合はジェットたがねの様な電動工具か、ハンマーで叩いて こぶ状の錆を取り除く必要はございます。
屋内部を塗装完了した後に全体塗装されるとしても、「先行補修塗装」を可能であればされたほうが良いとは思いました。
可能な限り錆を除去され、その部位にカーボマスチック15Jを塗装します。錆に浸透します。 錆をコンクリートしますが、錆の層が深すぎますと、途中で浸透が止まる場合もあります。 その場合はまたそこを叩くと落ちますから、落ちた部位にカーボマスチック15Jを再塗装すればほぼ大丈夫になります。 (この事例は錆層が予想以上に増殖していた場合です。)
その錆層をそのまま放置しますと、以下のように錆は進行します。

「こうなる前に防錆対策相談を・・・」
上のリンク記事の例はあまりに極端ですが、プロでも防錆塗装は意外にないがしろにされており、施主側が指摘しないと、本当にいい加減に施工されてしまいます。 現在ロープを張り立ち入り禁止措置に。実にもったいない話でしたし。

T様

階段の錆の件に付きまして丁寧なアドバイスをありがとうございました。早速、室内作業と共に錆の酷い部分に対して先行補修塗装をしたいと思います。 まだまだ朽ち果ててもらっては困りますからね。
寒い日が続きますが、週末の作業も滞りがちになり、予定より1ヶ月作業が遅れてしまいました。
残すところ天井部分3坪程と、桟部分が半分となりあと3日あれば終わる所まできています。
寒い季節ですが室内は作業中は15℃以上、 暖房を止めて冷え切った朝方でも5℃はありますのでWGではなく通常タイプで大丈夫です。 可使時間を考えるとWGより扱いやすいかも知れません。
外階段は合間をみて先行補修を進めてまして、年明け早々にも本格的な塗装に入りたいと考えております。
ご無沙汰してしまいましたが順調に作業が進んでいる旨、ご連絡させていただきました。完成いたしましたらご連絡させていただきます。
西村
いつもお世話になっています。この度は写真の送付ありがとうございました。大変丁寧に奇麗に塗装されていますね。
天井という塗装しにくい部位を奇麗に塗装されましたね。
暖冬気味であるとは言え、これから本格的な寒さが到来します。 お体に気をつけてください

T様

あけましておめでとうございます。
年明け早々より年賀状を頂きありがとうございました。 作業の方は天井部分が終わったので安気してしまい桟部分を未だに残したままで年が明けてしまいました。
残りの塗料はWGなので寒いうちに外階段を含め作業を進める予定です。 西村様のブログにもありましたように不況の中、仕事も薄くなってきているので合間の作業として業者を利用せず自分たちで作業をすることは非常に節約にもなりますし、丁寧な作業が出来ると思います。
下地処理も楽で防錆効果の高いカーボマチック15Jをご紹介頂け感謝しております。 今後とも宜しくお願いいたします。
西村
ご丁寧にお便りありがとうございました。

不況の中、仕事も薄くなってきているので合間の作業として業者を利用せず自分たちで作業をすることは非常に節約にもなりますし、丁寧な作業が出来ると思います。
リーマンの破綻は田舎では他人事であると思っていました。それまでは製品価格の値上げが営業活動の主体でしたし。
T様ご指摘のように、11月から一気に不況になり、弊社も主要納品先への納入が半減し、大変です。 「仕事がないのでメンテを自分らでする」と年末はペイントや刷毛の注文が出入りの工場から例年より多くありました。
皆懸命にそうやって雇用の確保をしているのに、大手企業は契約であれ、派遣であれ簡単に人員整理している風潮はよろしい訳ではありません。 T様は今はお仕事が少なくなり、防錆塗装もきっちりご自分でされておられます。コストの削減に貢献されています。 景気が回復しご多忙になられますと今されておられる経験はきっと役に立ちます。 施工業者に依頼し塗装される場合は、「監督」ができます。 職人さんたちも外注や請負が多いので、親方は理解していましても、現場の職人は理解していない。 「日替わり」なんていうこともあります。ですので建築工事全体もそういうところがあります。
T様は良い経験をされていると思います。 何事も「前向き」に考え困難を乗り切ろうと思っています。
*WGタイプは真夏(外気温25度以上)での施工はきついですが、20度まででしたら大丈夫です。
そういうことで今年もよろしくお願いします。

T様

お世話になります。本日、やっと残りの桟部分の塗装をし、工場内の作業がすべて終わりました。
工場内でも一番錆の酷かった部分ですが「カーボマスチック15J」は3種ケレン相当の下地処理で良いとのことで安心して作業ができました。 私のような素人ですと3種ケレンまでの作業が精一杯でして、この程度の下地で良いということは非常に助かりました。
また、他の塗料より防錆効果も期待できますし、カーボマスチック15Jを選んで良かったと思います。
また、今日、始めてWGを使用しましたが通常タイプと違う中身にちょっと驚きました。 うす茶色の方はお豆腐みたいに完全に分離してましたが根気よく混ぜると滑らかになり問題なく使用できました。 室内の作業ではやはり可使時間が通常タイプより短く、固くなるのが早かったので少量ずつの混合で対応いたしましたが、 乾燥時間を気にしないので暖房のある室内では通常タイプのが扱いやすかったですね。
外階段ですがアドバイス頂いた「先行補修塗装」を一部分いたしましたので錆の進行が止まってます。 非常に寒いので本作業はもう少しおいて3月頃からとりかかろうと考えてます。 今後とも宜しくお願い致します。 取り急ぎ、室内の作業終了のご連絡まで・・・。
西村
ご丁寧にお便りありがとうございました。

本日、やっと残りの桟部分の塗装をし、工場内の作業がすべて終わりました。 工場内でも一番錆の酷かった部分ですが「カーボマスチック15J」は3種ケレン 相当の下地処理で良いとのことで安心して作業ができました。
ご苦労様でした。天井の作業は労苦が多く大変であったと思います。お疲れ様でした。

私のような素人ですと3種ケレンまでの作業が精一杯でして、この程度の下地で良いということは非常に助かりました。 また、他の塗料より防錆効果も期待できますし、カーボマスチック15Jを選んで良かったと思います。
ご苦労様でした。天井の作業は労苦が多く大変であったと思います。お疲れ様でした。

そう言っていただきますとこちらも嬉しくなります。
どちらかといいますと私は「プロ相手」の情報発信ばかりしていました。 設計士や鉄構造物維持管理者、官公庁や電力会社の設備維持管理者や塗装業者です。マンネリになっていたかもしれません。
年末にはプレジャーボートでの釣りや遊びをされている神奈川の人とメールで文通しました。その人は船を運搬し海へ降ろすトレーラー錆に悩んでおられました。 そして解決策としてカーボマスチック15JWGメタリックグレーを提案し、購入いただきました。
その人とのやりとりで気がついたのは、いかに自分が「慣用語」(狭い業界の枠内での言葉使い)をしていたかの反省です。 これもT様とのやりとりのなかで「気づき」があったからであると思いました。ありがとうございました。
おとといは取引先の地元スーパーマーケットの新年会へ行きました。社長がこう言っていました。 「今までなら年末の大掃除で使いかけのソースやマヨネーズ、調味料などを消費者は捨てていました。でも今の時代は倹約でそれはしません。そうなると売り上げは落ちます。 車も5年に1度買い替えをしたのが1年延ばしただけで20%は売り上げが落ちます。そんな時代になりました。
私たちが当たり前と思っていたことが、通用しない社会になりました。お客様の声に耳を傾け、対策をすることで新たな市場が開けると信じています。」とのことです。  「不況は調整期で、チャンスである」といったのは松下幸之助さんだったでしょうか。
T様ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
*追伸 現在山間部のダム工事でカーボマスチック15JWGグレーが 使用されています。高知の山間部へ寒いですが工事は順調です。

 

T様より先日、防錆塗装終了後の工場の様子の写真を送付いただきました。
高所の天井鉄骨部、柱の部位など、実に丁寧に丹念に塗装されています。
屋外部の階段は一部錆びている箇所もあったようですが、カーボマスチック15Jを塗装することにより、それ以上の錆の進行を阻止されている様子もわかりました。

カーボマスチック15Jの製品はこちら→https://www.nc-21.co.jp/products/carbomastic/