サビ問題解決事例

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アパート・マンションの所有者・管理者の皆様へ

アパート・マンションの所有者・管理者の皆様へ
長期防錆塗装システムで資産を守りしましょう

アパート・マンションの所有者・管理者の皆様へ
長期防錆塗装システムで鉄部の防錆管理を推進しましょう

 一般建築物である木造アパートでも、鉄部があります。今回レポートした現場は東京にある築40年経過した木造アパートの改築工事の様子です。外壁と鉄部の塗り替え、不燃物の片付けなどを行いました。  

鉄部の塗り替え工事にこの現場では、所定の素地調整後、下塗りに防錆効果があり、錆びに浸透効果のある「ラストボンドSG」が使用されました。  
中塗りには錆への浸透性と強い防錆効果のある「カーボマスチック15J」が塗装されました。  

上塗りには「カーボタン234HS指定色」(ウレタン塗料)が塗装されました。施工は1999年7月3日から、23日に実施されました。工事責任者は埼玉県与野市(現さいたま市)のアレス(有)です。工事報告写真は施工当時アレス側が撮影、施主である東京のN様のご協力で、サイトで公開させていただきます。

施工前のアパートの全景。典型的な木造アパートです。JR駅のすぐ近くです。

施工後のアパートの様子です。駅から見ても見苦しくなくなりました。

壁面はクラック(亀裂)が生じています。写真からは不明ですが、鉄部も錆が進行しています。敷地内の植樹された木が生長しすぎ、 アパートの樋にかかり、壊したりしていたようです。

壁面の修理も綺麗にしています。 成長しすぎた樹木は伐採、鉄部塗装も仕上げました。

鉄部塗装の様子

鉄部はアパート出入り口の階段や通路部分と各部屋のベランダ部分です。特に出入り口付近は錆びの進行と劣化で、倒壊の恐れのある診断から、鉄骨で補強工事も行いました。その処置の後、長期防錆塗装を行いました。

(出入り口付近の鉄部)  一部腐食のひどい箇所、劣化のひどい箇所があります。鉄骨で補強の必要があります。施工前の様子です 。

鉄骨で補強しました。下塗りのラストボンドSG(うすいからし色)を塗装しました。

上塗りであるカーボタン234HSが塗装され、仕上がった状態です。

(ベランダ部分の鉄部)
素地調整後の様子です。古い塗膜は劣化し、錆が発生しています。

下塗りの「ラストボンドSG」塗装後の様子です。

中塗りの「カーボマスチック15J」を塗装しています。

上塗りの「カーボタン234HS]を塗装しています。

 

 昨年7月(2002年)現地を訪れました。施工直後からの変化はありません。順調に経過しています。

 
結論


一般建築物こそ、長期防錆塗料をどんどん使用すべきです。アパートやマンションの鉄部の塗装は新設時から、防錆対策は配慮されていません。一番先に錆びて醜くなるのもその箇所です。
多くの場合、足場仮設し大変な労力で素地調整し、塗装しています。その折、従来の油性(アルキッド樹脂系の)錆び止め塗料などを使用しますと寿命が短く,短期間に再塗装の必要性が出てきます。
 
施主や管理者の皆様へ
「建物の鉄構造物塗装には長期防錆塗装システム」と明記ください。
そのシステムは

下塗り  ラストボンドSG

中塗り  カーボマスチック15J

上塗り  カーボタン234HS  とご指定ください。

 

*2016年4月より塗料メーカーの都合で名称変更がありました。

カーボマスチック15 → カーボマスチック15J

カーボライン134HS → カーボタン234HS